後藤健二、湯川遥菜と日本のマスコミ(主に朝日新聞)の繋がり

まずご冥福(略)
少し前(後藤さんが殺される前)、a munkの古い知り合いと会う機会があり、知り合いとその知り合いとa munkの3名で居酒屋にて飲んでいた時に出た話。
その知り合いをA、知り合いの知り合いをBとする。
B曰く、a munkがマスコミ嫌いと聞いて少し間をおいていたが、「大手マスコミ」が嫌いと知ってからマスコミについて色々語ってくれた。
Bはマスコミ関係者でフリーのジャーナリストらしい。

日本のマスコミの歴史(簡略版)

日本は古くは「大手マスコミ」の中で記者を飼っていて、それは戦後から高度経済成長期、バブル期と引き継がれていたけれども、景気が傾くに連れて会社では経費削減の名目で記者が切られ、外注に仕事を任せるようになったらしい。
で、他の企業なら「プロジェクト」が立ち上がってから予算の計画を立てて外注に仕事を発注するわけだけれど(テレビ番組だってそう)ニュースの類は「事件が起きてから」記者が動く。
つまり、仕事が不安定なわけだ。
もちろんa munkは疑問がわく。
仕事が不安定なフリーのジャーナリストの飯の種は何か?

フリーのジャーナリストという仕事

日本で事件が起きるまで待って、偶然にも自分の近くで事件が起きて、それを写真におさめるなり聞いてまわるなりしてまとめ上げた情報を大手マスコミに売る?途方も無いぐらいに小さな飯の種だ。
そもそもそんなに事件が起きない。
ではどうするか?
刺激的なことが起きる場所まで自分の足で向かって情報を得る。
バカでも思いつきそうなことである。
「戦地に自ら足を踏み入れて戦争の悲惨さをカメラにおさめる?刺激的なほうが金になるんだよ。買ってもらえるんだよ。大手マスコミに」(by B)
普段何気なく見ているニュースに流れる海外の刺激的な映像、その裏ではこんな風に金が動いていたわけである。まぁ最近はYoutubeなる便利なニュース発信機があるから、ジャーナリストは今よりもさらに一般人が踏み込めない危険地帯に向かわなければ飯の種が小さな小さなものになってしまっているらしいが。
で、そろそろ本題に入ろう。

事件が起きないなら起こせばいい

より危険地帯へ一攫千金を夢見て踏み入れていくジャーナリストがいる。
B曰く、そういうことができる人間は2種類しかいないらしい。
1人は様々な戦地で経験を積んで「戦地の玄人」になってから上のレベルの戦地へと突入していくジャーナリスト。もう1人は、経験は全く無いのに一攫千金を夢見て上のレベルへ足を踏み入れる素人。
Bが湯川遥菜という人物を名指しして素人と言ったわけだ。しかし、もしかしたら自分も湯川遥菜と同じ目に会っていたかも…?と言った。
日本の某新聞社から話題のISISの潜む危険地帯に行かないか?という話が来たらしい。とどのつまり「プロジェクト」として人をかき集めていたらしいのだ。
これを聞いてからa munkはモヤモヤしていたものが晴れてきた感じがした。
湯川遥菜が人質になった後、妙に早くあの危険地帯に後藤が向かった。これが個人であっさりできるというのは少し無理がある。現地までの輸送手段、ガイド、金、知識…必要なものをあげればきりがない。
早過ぎなのである。
…まるで事前に準備されていたかのように。
おそらく準備されていたのだろう。
某大手マスコミは大きな話題が欲しかった。
というよりも、日常的に欲していた。
ISISの話題が欲しい…が、現地にいるフリーのジャーナリストは玄人で本当に危険なところには向かわない。で、「本当に危険なところに向かえる素人」を集めていた。Bはカンで嫌な雰囲気を察知して断ったらしいが、一攫千金を夢見ていた湯川遥菜はその巨大な釣り針に食いついたのだろう。
マスコミの中にはおそらくテレビ番組で若手芸人が熱湯風呂に突き落とされてヒーヒー言いながら抜け出て氷水に突っ込む映像が流れているのだろう。そういうニュアンスで、素人のジャーナリストを戦地に向かわせれば「何か起きるだろう」という期待を含めて。
で、何かが起きた。
マスコミが期待していた何かが。

飯の種欲しさに向かったが飯の種になってしまった

Bは湯川遥菜、続いて後藤健二が人質になった後、もう一度、自分を誘ってきた大手マスコミの担当者に会うことがあったから聞いてみたらしい。
担当はまるで詐欺師が詐欺がバレてどうやって場を取り繕うか迷っている時のようなキョドり方をしてから、仕事が欲しかったらこの件については内密に。と言ったそうだ。
Bはそういう仕事が欲しくなかったから内密にしない事を選択し、今、a munkのブログに暴露されちゃってるわけだが。
某新聞社はISISの名前が新聞社各社に流れる頃から外注(フリーのジャーナリスト)を集めては戦地に向かわせていた。しかし、素人に仕事を発注した件については取材ではなく「プロジェクト」の一貫だったとBは推測する。湯川遥菜がトラブルに巻き込まれることも含めて某新聞社のシナリオ通りなのである。
ISISは湯川遥菜が武器を持っていた時点で処刑した。
スパイであり戦闘員であり(しかも自ら兵士であると公言)マスコミではないと判断したからだ。
某新聞社の手引で湯川と親交があった後藤が現地に取材に向かった。
ISISとの話はついているから、後は人質を引き取るだけ…そして少しだけ取材をするだけだと言う話を信じて。が、実際にはガイドにもその話をついておらず、交渉も行われていない。しかし親友でもあった湯川の為にと制止を振りきって戦地へと突入。
…ここまで全部、某新聞社のシナリオ通り。
某新聞社にとっては「何かが起きること」が大切なのだ。
湯川がどうなろうと知ったことではない。そして交渉に向かった後藤がどうなろうと知ったことではない。が、できるのなら「ビッグ」なニュースになって欲しい。
2人が動画の中で並んで映っている映像に違和感を覚えた人が多いと思う。
撮られた時間が違う。まだ湯川が生きている間に撮られたものと、後藤が生きている間に撮られたものを合成したのだ。

なぜISISは「安倍」を名指しにしたか

もう1つの違和感。
それはISISが安倍を名指しして敵視したことだ。
日本が金を出すのは平和目的だが、それが何に使われるのかまではマスコミは報じてない。Twitter北朝鮮総書記のアイコンの野郎がISISの広報と話をしてわかったことで、それがISIS撲滅の戦力増強に使われること判明した。
某新聞社…いちいち某をつけるのが面倒くさいので「朝日新聞」と以後表記するが、朝日新聞は後藤を使ってISISとのコネクションを一時的に持っていたのだと思われる。もしかしたら後藤はまだ生きていてコネクションがまだある状態なのかもしれないが。
ISISの目的は安倍総理に金を出させないこと。
朝日新聞の目的は安倍総理の顔に泥を塗ること。
ここで両者の目的は一致する。
既に殺されちゃってる湯川と後藤を「人質にされてる」動画に合成して日本政府を脅すアイデアや手法を考え、ISISに伝えたのも朝日新聞だろう。
左翼…つまり変革を望む者達は、理想を望むあまり現実をないがしろにして、時としてこのように齟齬が違和感として表面に露呈してくる。日本人がテロリストの人質にされている状況なのに左翼どもが一斉に安倍を批判し始めたのもその齟齬の1つだ。
齟齬が露呈し、安倍総理も既に朝日新聞側の動きを察知しているわけで、この状況を利用して一気に米国との関係を近づける口実にしている。まさに敵に塩を送ったらちょうど塩が足りなくて助かるわ状態。
で、朝日新聞様が何をしようとしているか。
左翼は現実から目をそむけるので一度プログラムされた処理はなかなか路線をずらせないらしい。
朝日の複数記者、外務省が退避要請のシリア入国
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150131-OYT1T50069.html?from=ycont_latest
次の湯川遥菜と後藤健二さんを大量に送り込んで再び日本政府を、安倍総理を貶める工作をしているようです。