a munk的TPP解説

お久しぶりです。a munkです。
久しぶりのブログ更新です。
皆さん、近況はいかがですか?
どうやら民主党になってからa munkの予測が色々と当たってますよね。色々と国民の不満が炸裂しても今までの政党とは全然違ってスルーされて何をやっても国民の大半よりもレベルが低く頭が悪くて3日経てば忘れるどころか3歩歩けば忘れるんじゃないかって言うぐらいですよね。実際に沢山の人がそれに巻き添え喰らって死んでるし。特にトウホグの人達とか自分達が民主選んで政府の不手際で震災後に死んでしまう人もいて…ご冥福。
まぁ不謹慎ですが「自業自得」って事で…。
ただ、そういう中で日本人でまだ民主党を推している人達は私は偉いと思います。えぇ。自民党を相変わらず推してる人達も偉いです。はい。もちろん、他の政党でもしかり。
一番ダメなのは「民主にやらせてみよう。って、めちゃくちゃやんけ。他の政党にするか?」ってコロコロと変える奴等。
a munk的にはそういう連中が民主党を選んだ事で不利益を被って(朝鮮人のように)顔を真っ赤にして、それでも無能だからか何も出来ないで、相変わらず毎日ニュースでマスコミがキレたら自分もブチキレるっていうのを繰り返してるのが楽しくてしょうがないんですよね。変化には痛みを伴うっていうけど、痛くて痛くて死んじゃう人もいるよね、死ねばいいのにコイツ等。
さて。
話題になっているのはTPPです。色々と言われてますがa munk的な角度からTPPを解釈してみます。

TPPで騒いでいる連中は何者なのか?

TPPは簡単に言えば日本の農業とか医療とかを潰すと言われてる。
海外との競争に防壁がなくなるから潰れるわけだけど、じゃあ、防壁があることで守られてる連中がいるわけだ。
この『守られてる連中』を紐解いてみる。
沢山いるから『例えば』で言うけど、例えば農業関係者は「海外との競争に晒される!」とか言ってる。今でも十分に海外の安い農作物が入ってきてるし、飲食業ではそういう野菜・肉を使ってるわけだし、そういう中でも国産の農作物・肉も売れてる。今に始まった事じゃないのに何でこんなに騒ぐのか?
じつは日本の『米』の分野だけは国に色々と補助を貰ってる。
この補助は原発に例えるなら「取り敢えず原発建てとけば補助が出て儲かる」っていうもの。つまりこれに寄生してる連中が沢山いるのだ。大量に米を作ってもちょっとしか米を作らなくても、貰える補助額は同じ。そしてそういう連中は金を農協へと貢いでる。
国→米生産者→農協っていう金の流れがある。
みんなが購入してる日本米はあれにさらにプラスして税金を取られてるっていう事になる。農協は税金が周りに周って自分達の懐に入っていたのをTPPの参入で絶対に潰されるから猛反発。
そりゃそうだ。自由競争基板の政策なんだから国から特定の分野にだけ税金が捻出されるのはどう考えてもおかしい。
補助金をアテにしてない人はTPP参入後も今と状況はあんまりかわらない。海外へ輸出すれば若干は儲かる可能性はある。円高だから本当に誤差の範囲だと推測されるけど。
TPPで騒いでいる連中は殆どがこの構図だ。
国から補助が出る→競争自由化で補助が出なくなる→補助に集ってた連中が大慌て。
日本ではこのように「(極端な言い方をすれば)働いてもいない奴に金が流れている構造」が沢山ある。
騒いでる連中はそこに組み込まれてる奴等だ。
大阪の公務員がまともに働きもせずに年収が1億ぐらいあって賃金カット反対!って叫んでるのと、今TPPで騒いでいる連中が同じなのは言うまでもない。

TPPの恩恵(for 国)

まさか自由競争の結果が国に恩恵があるとは…誰も思っていないですよね?そこまで馬鹿だと今からa munkが話す事が理解できないかもしれない。
TPP参入後に国(政府)にどんな恩恵があるのか。
いわずもがな、政府は医療に払ってた税金をカットできる。
最近はマスコミでもTPP参入で手術代がめちゃくちゃ上がる!って言い始めたけど、ちょっと前は農業の事しかやらなかった。ったく、黙ってれば団塊が死んだのに余計な事しかしねぇな…。
税金がカットできるだけじゃない。
(言い方は悪いが)まともに税金が払えないでやたらと医者を利用してる連中を殺せる。年金を払わなくてもいい。目の上のたんこぶこどろか腫瘍を取っ払える。税金が払えない奴がどんどん死んでいく構造は政府にとっては超すばらしい環境である。

以前からTPPと同じ事は行われてた

例えば…。
出版業界はiPadの参入で電子書籍を扱わざる得なくなった。
彼らがiPadという黒船が日本に来て電子書籍を扱え!って消費者に言われた時になんて言ったか、思い出してみようか。
「紙のほうが読んでる感じがする!だから電子書籍はだしません」
頭にウジでも沸いてるんじゃないかって思える。
圧倒的に電子書籍のほうが優れているのはわかっている。もちろん、紙媒体の情報にも彼らの言うように情報を手に入れる以外の楽しみはある。紙が好きな人もいるからね。
しかし。
「だから電子書籍はだしません」
はねぇだろう。両方だせよ。カスが。
結局、既得利権を潰されるのが怖いのだ。
日本ではこんな感じに、黒船がやってきて既得利権でウハウハだった連中がウワーッ!って騒ぎ出す構図が沢山あるのだ。
日本人は基本的には村社会なので、このような利権構造を簡単につくりだす。そこらじゅうが利権だらけ。ケータイがガラパゴス化してるのもわからないでもない。
以前、パソコンは海外のものは英語だから使いづらい、っていう考え方があって、そのお陰で国産パソコンが売れるっていう現象があった。じつは中身は海外のものだけど、日本語化だけして売ってた。日本語化するだけで売れて売れて売れまくるのだからNECとかは笑いが止まらなかったのかも知れない。

何をするべきか?

資本主義の観点からすると日本の既得利権でウハウハな連中は異常に映るのかもしれない。いいものが売れるのが資本主義。だけど、日本人の場合はいいものだから売れるとは限らないからだ。
iPhoneがどんなに優れていても、取り敢えず国産メーカーのほうが安心できる。理由は細かくわからないけど安心できる。だからNTT DocomoがおすすめしてるGalaxyを買おうとか。他の人でiPhone持ってる人なんていないから取り敢えず国産のソニースマートフォンを買おうとか…。
そういう連中にはiPhoneの部品の殆どが国産だっていう事にも気づかない。日本には自由意志がないのだ。
では、TPPが自由競争で、既得利権を潰してくれるザマァwwwっていうだけで参入するのが正しいのか?
資本主義の果てにあるのはデフレと1パーセントの人間だけ裕福になる構造だとしても…それは正しいのか?
日本人のムラ社会的構造は資本主義に反発する一つの手段としてそこにあったのかもしれないが、結局、一部の人間に金が渡るのはあいも変わらず資本主義と同じだ。どういう理由で金が一部の人間に渡るのかが違うだけで。
資本主義が文明の発達を促す起爆剤である事は否めない。だが、起爆剤だらけだと不安定で、文明も滅びかねない。中国のようにそこらじゅうで爆発しまくってる。
というのが近年わかってきたことではないか?
そろそろ、生活の基板を国が支えて、その上に資本主義を築くという資本主義と共産主義のハイブリッドに転移するべきではないだろうか…。しかし、そこに到達するには今まで資本主義の居城に居座っているゴミ虫どもを始末しなければならないが。