2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

20 ゾロ目の宿命を背負う男 3

朝。 僕とクリさんは佐藤さんの住むマンションの向かい側のカフェでちょっと早い朝食。佐藤さんはまだご就寝中。 僕はチャイを注文してクリさんはブルーマウンテンを注文していた。 「ブルーマウンテンって他のコーヒーに比べて高いけど美味しいの?」 「ブ…

20 ゾロ目の宿命を背負う男 2

「好きな場所に座ってくれ」 とかクリさんが言うんだけど、好きな場所ってじゅうたんが敷いてある床かベッドぐらいしかない。一方でクリさんはネット端末の置いてある机の椅子にどっかりと腰を下ろしてまさにお客様を見下ろすような感じでいる。 「ああ、ど…

20 ゾロ目の宿命を背負う男 1

クリさんが経営する何でも屋にはたまに変な客が訪れる。 普通はそういう変な客は相手にしないでつきかえすものだけれど、クリさんは一味も二味も違う。つきかえすどころか招き入れるんだ。決して母性本能が働いてるわけじゃないよ、決してだよ。興味本位とい…

毎日日記をつけるっていうのを達成するために…。

いいことを思いついた! 毎日日記をつけるっていうのを達成するために、Dコレも分割連載にしよう!なんで今まで思い浮かばなかったんだろう! というわけで、分割連載します!

田舎から見た都会

田舎出身のa munkはこの前、田舎もん同士が集まる飲み会で、都会に行ったことが無い奴らはどんな風に都会をイメージしてたのか(してるのか)という話があった。 面白かったので載せます。 都会の定義 東京=都会、それ以外=田舎 なんでやねん。 大阪とかは?…

9 とある平日の死闘 6

俺のパンツもストッキングも日和のベッドもおしっこまみれになってしまった。高校生にもなっておしっこ漏らしてしまっ、っていうか日和が全部悪い。 さすがに日和もドン引き。さっきまで興奮して勃起してたチンコが嘘みたいに収縮している。それから日和は静…

9 とある平日の死闘 5

逃げ切った、つもりだった…。 俺はそのままベッドから逃げて、廊下を走って、玄関で靴を履き、そして家を出て、公園かどこかの電話から警察を呼んで「この人変態です。逮捕してから死刑にしてください」と言えたと思った。 だが現実は非常だった。 日和は股…

9 とある平日の死闘 4

日和の足音が聞こえる。 やばい、心臓がバクバクしている。 日和は真っ先に日和自身の部屋を調べ始めた。ったく、なんて感の鋭い奴なんだ。この感を普段の生活の中で生かせよ、女を襲う時にしか使わないとはなんという変態野郎だ。 「七海ちゃーん…どこかな…

9 とある平日の死闘 3

俺はちゃぶ台の周りをぐるぐると走っていた。日和もぐるぐると走っていた。なぜならこれで捕まったらマジでレイプされてしまう。つまりそこで3週かそこら走り回って後、今度は台所へ逃げて、台所のテーブルの周りを走り回る。 「へへへへ、逃がさねぇ、逃が…

9 とある平日の死闘 2

ブリュレがもうあと一口ぐらいになった時、誰かが帰ってきた。どうやら日和みたいだ。「うぃぉー」などと言いながらア○メイトの袋を下げている。 「おかえり」 「ただい、おおおおおお!」 「あ?」 なんだコイツは。ただいまだろうが。「ただいお」ってなん…

9 とある平日の死闘 1

とある平日の夕方、俺が学校から戻ると家は無人だった。いつもは日和と一緒に帰っていたから無人でも平気だったけどあらためて誰もいない家の鍵を空けて入るのは抵抗があるなと思った。 ちなみに日和は「今日はエロゲを買って帰るから先に帰ってて」という事…

3 新生活・新部活 9

「もーッ!あの人絶対に変だよ!」 ボクはコートを離れて新聞部の部室へ戻る時に怒っていた。 「変…かぁ?普通だと思うけど」 「普通の人は人前であんないやらしい事しません」 「まぁ、男なんだから女が好きなのは変じゃないでしょ」 「そりゃそうだけど。…

3 新生活・新部活 8

愛液でパンツがびしょびしょ…。 この状況でテニスなんてできないよ。 などと重いながらもボクはコートに出た。そういえばマナカ先輩もパンツはびしょびしょのはずだ。よくあんな涼しい顔していられるなぁ。 周囲から「おぉぉ〜」というため息的な歓声。え、…

3 新生活・新部活 7

「え、えと、自分でできます」 ボクはマナカ先輩がボタンに掛けた手を掴んで言う。 気がついたらボクはバランスを崩して椅子に腰掛けていたみたいだ。それを見上げるような姿勢で床に両ひざをつけているマナカ先輩。 「大丈夫、リラックスして」 「え?え?…

ツイッター(Twitter)を使っている人間はヤリチンであり、メンヘルヤリマンであり、在日であり、ヤクザであって、痴漢女である - ツイッタードラマが与えたツイッターの印象

先日ツイッタードラマが放送されてTLを賑わせた。 ドラマがTLで実況された事いついてはアニメの実況などと比べて非常に好評だったが、ドラマの内容そのものはまったく最悪なものだった。 ドラマに登場する人物は全てとても実在しえない(実在したとしてもご…

3 新生活・新部活 6

「そうだ、体験入部してみなよ」 「え?」 「マナカせんぱーい!」 え、ちょっと、いきなり言われても。 アヤメが手招きするとプレイを止めてマナカ先輩がこちらにやってきた。綺麗な汗を掻いてる。もしボクが男なら(男だけど)多分、近づかれただけで勃起…

3 新生活・新部活 5

「アヤメ…もっと普通の部活を紹介してよ」と、ボクは美術部を出てからあの部員達に声が届かない位置まで着てから言った。 「普通…って言っても文化系の部活って大体ああいう感じだよ」 「もうそこがそもそも普通じゃないよーッ!」 「運動系の部活ならむっつ…

3 新生活・新部活 4

次に来たのは美術室だった。引き続きアンティークな校舎のね。 「えっと…アヤメ、当ててもいいかな?」 「んぉ?どうぞ」 「美術部は実は漫画描いてたりする人達でしょ?」 「…ご名答」 「…」 「多分今も漫画書いてるはずだよ」 ずかずかと美術室へと入って…

3 新生活・新部活 3

次に向かうのは、部活棟って呼ばれてる場所で文科系の部が密集してるところだった。今時の木造校舎。もうそれだけでアンティーク臭漂ってきそう。 「音楽室?」 「そそ、休館音楽室。今は軽音部の部室になってるよ」 「けいおん部?」 「ん、まぁ、もともと…

3 新生活・新部活 2

「部活見学をしたいって人を連れてきたんだよ、ほら、お茶、お茶。テキパキ動け!」 アヤメがそういうと、その男子はボクを見て一瞬動かなくなった身体を文字通りテキパキと動かしてお茶の準備をしていた。 「コイツが新聞部の雑用係、北田君だよ」 「よろし…

3 新生活・新部活 1

アヤメがボクに聞いてきたのは「部活何に入る?」だった。 そういえば先生にも同じ質問をされてたんだ。実は何に入るかはまだ決めていない。新聞部がいいかなぁ、って8割ぐらいは思ってるんだけど、他の部活がどんなのかを見てみたいんだよ。 「ん〜。今考え…

10 平日の来客 8

男を背にして二人で風呂につかる。 男の手は俺のおっぱいを相変わらず触っている。とても気持ちいい。 だが男のアソコはもう萎えていた。さすがに3回目は出ないみたいだ。普通にオナニーを毎日してる人なら3回が限度だと思う。俺は風俗に行った事はない、風…

頭脳を鍛える方法

どこぞのIQが高くなる方法とかじゃないのでご注意を。なので特別な訓練方法がタラタラと書いてあるわけではありません。 食べる・寝る・セックス(自慰)を能動的にする 「(セックスは別にして)やらなきゃ死んでしまうだろ!」とお思いだと察するが、言い…

10 平日の来客 7

「あ、濡れてる」 男の第一声はそれだった。 お湯の中に漬かっているのだから『濡れてる』というのは日本語的には誤りなのだ。正確には『愛液で濡れてる』だ。男の指が股間を這う度に身体がビクついてしまう。 「んん、ん…そ、そうですね」 と俺は精一杯に声…

コドモテアテ!コドモテアテ!カネカネキンコ♪

ちょっと前にa munkが予測していたとおり、日本は崩壊へのステップを着実に踏み始めましたね。当たって嬉しいやら悲しいやら…。 子ども手当ての窓口に ネパール人、韓国人、中国人… http://www.j-cast.com/tv/2010/04/02063679.html 日本崩壊のシナリオより …

黒船(iPhone)の襲来に刀(携帯)を持った自称武士達はただただ、「そんなもので日本に勝てる(売れる)はずがない」と空しい叫びを上げた。そして今度は宇宙船(iPad)がやってきた

「それでも相変わらず黄色いサル達は、カチカチと携帯を弄っていた。…まるで厳しい現実から目をそらすうつ病患者のように」 というわけで、先日iPadが米国で発売されましたね。 コンピュータ業界の革命とまで言われている中で、あいも変わらず2chなどの巨大…

10 平日の来客 6

俺が手について精液をシャワーで流していると、男が、 「あ、あのさ、抱きしめていいかな?」 と言ってくる。 「うん」 男は再び大きな両腕で俺の身体を包み込む。暖かい感触が胸やお腹に当たって、背中側の手のひらからも体温が伝わってくる。これは気持ち…

10 平日の来客 5

ズボンに手を掛けようとした時、それを男は手で制して、 「だ、大丈夫です。自分で脱げますから」 と言った。どうやら恥ずかしかったらしい。それもそのはずだ。フル勃起状態になっている。空に向かってそそり立っているアソコを手で隠しつつ、ズボンやらト…

10 平日の来客 4

「それじゃあ、そのソファに腰を下ろしてください」 と俺が指示する。 「こ、こうかい?」 男はオドオドしながら、ちょこんとソファに腰を下ろす。その上に俺が跨って、押し倒すように体重を掛ける。男の背がソファにめり込む。 「うわ、あ、いきなりこうい…

10 平日の来客 3

「あの…どうかしたんですか?」 とりあえず何をそんなに緊張しているのか聞いてみる。 「いやね、今日は夕方にデリヘル呼ぼうかと思ってたんだけどね、急に残業が入っちゃって、ほんと最悪だよ。ムカついたから昼間の営業回ってるこの時間を使って呼んでやろ…