頭脳を鍛える方法

どこぞのIQが高くなる方法とかじゃないのでご注意を。なので特別な訓練方法がタラタラと書いてあるわけではありません。

食べる・寝る・セックス(自慰)を能動的にする

「(セックスは別にして)やらなきゃ死んでしまうだろ!」とお思いだと察するが、言いたいのはそういう事ではない。
例えば「食べる」。
「腹が減っていたのでとりあえずそこに転がっていたカップラーメンを食べた」…これはダメ。食欲を満たす為だけに、受動的な「食べる」という行為をしただけ。脳がない生物でも出来る。
「最近オープンしたイタリア料理のレストランを知っているのでそこに行ってみた」…これが正解。
また自慰やセックスについてはしないよりはしたほうが脳にはいい。

常に何かを探求する癖をつける

「探求」というとなんとも壮大なイメージがあるけど、別になんのことはない。興味を持って、調べて、知識を得る。というのを生活の一部とする。
例えばiPadが発売されると聞いて、そもそもiPadとは何なのかとか、どういう機能なのか、値段はいくらか、人気はあるのか、自分にとってどういうシーンでそれを使うのか、などなど、それを調べたり想像したり、または実際に買ってみたりする。無意識のうちにWikipediaを見ているのならなおよし。
毎日するのかって?毎日するんだよ。
これがボケ防止だとか言ってる奴がいるが、a munk的に言わせて貰えば、これが出来てない奴は人間としてヤバイ。ボケ防止とかいうレベルじゃない。脳がかなり退化している可能性がある。
出来てないと思う奴はすぐにやること。
「探究心」は人間としての脳機能で最も基本的なもの。これを使わなければ脳は自分自身を不要と判断し、あっという間に退化する。

旅行・買い物・散歩をする

これは定期的にでよい。
仕事でそういう事をするのなら問題なし。
仕事が常に同じ場所にずっといるような、例えばデスクワークなどの場合は、休日は旅行・買い物・散歩など、普段とは違う場所に行くべきである。
脳は同じ環境にずっといると退化してしまうので、これはそれを防ぐ。

笑う・泣く・怒る・怖がる

直接体験は難しいので、ビデオなどをレンタルしてきて行う。
自分が「笑う・泣く・怒る・怖がる」が出来ると思ったビデオならそれでいい。
ただ、この中で「怒る」に関しては無理にしなくていい(というか、怒らせるビデオというのは探してもないかも)普段から怒るようなシーンは沢山あるので、十分体験出来ていると思われる。
感情の起伏は脳を活性化(=行動力アップ)させるのには役立つ。もともと感情の起伏が激しい人は無理に実施しなくてよい。

何かをつくりだす

創造力は様々なシーンにおいて人々の生活を楽にするのに役立っている。と、言ってもビルをつくったりする事など大きなものから、ちょっとした仕事を楽にするコツなどの小さいことまで色々。ただ、大きなことは小さなことの積み重ねであるので、小さなことをするのでOK。
ここで血液型や性格により創造力の使い方に差が出る。日本人に多いA型の血液型は基本的に一から何かを創造する事が苦手な性格になりやすい。既存のルールや価値観にとらわれそうになったら立ち止まって考え直そう。

テレビゲームをする

テレビゲームとは実際に起こりうる現実の様々なシーンを仮想空間で別の形でシュミレートするものだと思っていい。結果的に一日で体験できる経験が普通の人よりも増えるので脳には非常にいい。
一部のバカが「ゲーム脳」だとか煽っているのは無視してOK。これは特定のゲームばかりすると脳がその思考ルーチンになってしまうのを危惧しているだけ。ゲームに限らず仕事ばかりしている人間でも同じ現象が起こる。ゲームそのものが悪いわけではない。
なので、ゲームと一言で言っても様々な種類のゲームをしなければならない。アクションにシュミレーション、RPG、パズルなどなど。

人と話をする

人と話をするというのは、人の話を聞いて、理解して、考えて、自分の意見を言うこと。
決して笑いを取る事でもなければ、淡々と自分語りする事でもないし、「ああ」とか「うん」とか適当に相槌を打つのでもないし、相手を論破したり叱り飛ばしたりするものでは、もちろんない。そういう事は話をするとは呼ばず、脳もあまり鍛えられていない。
つまり本当の意味で人と話をするというのは非常に難しいし、脳はその分鍛えられる。例えば笑っていいともで司会のタモリとゲストのどちらが脳を使っているかと言えば、タモリである。
人と話をする事の目安として「タモリ」を目指そう。

頭を鍛えるうえで、それを阻害する要因

集団欲に囚われる事による思考停止

これは特にA型に多いが、既存の価値観やルール、他の人間の目などを気にして(また、考える事に費やす労力を減らした結果)、行動はおろか、思考すらも停止してしまう状況を言う。
こうなると脳は自分で考えることをやめ、ただ他の人間の考え方に従うようになる。これは脳の活性化の観点からすると非常に悪い状況。それだけでなく、思考停止はその人の人生すらも狂わせる事に繋がる危険な状況である。
この思考停止状態を好んで愚民に対して使う連中が「マスゴミ」や、「社畜の飼い主」である。
どんな時でも考える事をやめないようにしよう。
考える事が人を人とたらしめる行動なのだから。

ストレスによる思考停止

ストレスとは心の病である。
コンピュータウイルスはシステムは破壊してもハードウェアは破壊できないのに対して、ストレスはハードウェアである脳を破壊する力を持っている。鬱状態になると思考停止する事はおろか、記憶力や行動力を奪っていき、やたらと脳がスリープ状態(睡眠)になる。睡眠時間がやたらと長くなり始めたら無意識のうちに鬱になっている可能性もある。
鬱にならない為には脳に耐性を持たせる必要がある。
脳に耐性を持たせるとはどういう事をいうのか?
ヒントをひとつだけ教えよう。
「この「頭脳を鍛える方法」を最初から全部読んで頭に叩き込む事」

最後に。「鍛えられた頭脳って何?」

そもそも鍛えられた頭脳って何よ?と思っている人に、
最後に、それについて語ろうと思う。
ここ数年でコンピュータはずいぶんと大きな進化が起きた。ギガやらテラやらの単位が聞かれるようになって、大量の画像やら映像を記憶できたり、処理できたりする媒体が安価になっている。加えてCPUの処理速度は飛躍的にアップして人間の思考回路なんぞ足元にも及ばないぐらいになった。
ではここで、「頭が良い」の定義を改めて考えてみようか。
沢山の物事を覚えられる頭脳か?計算がやたらと速い頭脳か?そのどちらもコンピュータという道具を使えば簡単に出来る。使い方さえわかれば。え?コンピュータがない時はどうするのって?じゃあ逆に聞くけど、文明が崩壊して力が正義の時代が訪れたらお前みたいなガリ勉野郎なんて「ヒデブ」って叫びながら殺されるかもよ?
人がここまで進化してこれた理由を単純に「記憶力」や「計算速度」の話に摩り替えてしまうことはつまり、セックスをする時の腰を振るスピードやエクスタシーに達するまでどれだけの時間、我慢できるかなどを競い合うぐらいにくだらない事じゃないか?
本当に大切なのはスペックじゃなくて使い方だ。
どんなに優れた頭脳も使わなければ無意味だし、使い方が分っていても使えなければ無意味だ。
最初の質問「鍛えられた頭脳って何よ?」に戻る。
今まで人々が頭脳をどのように使ってきたのか。それが「鍛えられた頭脳」を意味するものだ。
鍛えられた脳とは…

  • 食べること、寝ること、セックスをすること、それらに喜びを感じれる
  • この世の中の「何故」を解き明かすことに喜びを感じれる
  • 自然や街並みや人々に触れ、素直に感動することができる
  • 新しいものを自ら作り出す事に喜びを感じれる
  • 自分だけではどうにもならない困難に立ち向かう時、誰かを頼りにして、そして誰かが同じように困難に見舞われた時、頼りになろうと考えれる
  • 既存のルールや価値観に囚われず、自分の頭で自由に考え、行動できる

鍛えられた頭脳とは…
人として生きることに喜びを感じることができる脳
全てがそこの帰結し、そこから全てが始まる。
それがなしえないのなら人の脳は退化する。
そして、最後の希望として、自ら「死」を望む。