ツイッター(Twitter)を使っている人間はヤリチンであり、メンヘルヤリマンであり、在日であり、ヤクザであって、痴漢女である - ツイッタードラマが与えたツイッターの印象

先日ツイッタードラマが放送されてTLを賑わせた。
ドラマがTLで実況された事いついてはアニメの実況などと比べて非常に好評だったが、ドラマの内容そのものはまったく最悪なものだった。

ドラマに登場する人物は全てとても実在しえない(実在したとしてもごく一部の)連中ばかり

タイトルのとおり、ドラマにはヤリチンナンパ野郎、リストカット痕のあるメンヘラヤリマン女、ブラック企業に勤めて風呂に入ってなくて身体の汚い韓国人、ヤクザでエロ雑誌専門のカメラマン、弟が覚せい剤常用者で学級崩壊したクラスを受け持つ痴漢女が登場する。
主人公はヤクザと痴漢女。
ドラマの主人公として人気が出るのは2パターンあって、一つは気持ちを視聴者と重ね合わせる事が出来る一般人に近づいた人、もう一つは現実には存在しえないが、ドラマを盛り上げる事が出来る人だ。今回のは後者。
まずこれがツイッターをする人達の怒りを買った。
ツイッターというのは世界的には有名なツールだけれど、日本ではまだまだ2chMixiのほうが知名度がある。その状態でツイッターを使っている人間を扱うドラマを出す、出てくる奴らはヤクザやメンヘラにナンパ師。
ツイッターを使ってる奴ってこういうヤバい奴ばっかりなの?」
「絶対に子供にはこれは使わせられない」
「いや、これはツイッターそのものを規制するべきだ」
「規制?むしろツイッターを使っている奴らの身辺を洗い出す必要がある。絶対に何か犯罪を犯しているはずだ」
結論:「ツイッターを使っている奴って最低

ヒーローモノ子供向け番組でもやらなそうな、単純で陳腐なストーリー

ストーリー展開があまりにも陳腐であるのは、最近の携帯小説などの影響だろうか?
起承転結も無いし盛り上がり盛り下がりもない。とにかくインパクトのある事をタラタラと並べている。「爆発した。私は死んだ。スイーツ」という感じに、脳に発生した電気信号をただ文章にしたようなまさに女が書きそうな文章がストーリーになっている。
逆にこの判りやすさがTLでは人気を呼んで、「くるぞ…くるぞ…。きた!きた!きたーッ!ってなんでやねん…」という感じに先読みする楽しさを出したのを、「狙って」作っていたのなら策士だと思う。
けど、そうじゃないんだろうなぁ。

ツイッターはあまり登場しない」に苛立つTL

最初の5分程度登場しただけで以降はツイッターのツの字も登場しなくなる。連絡にはツイッターは使わず電話。とてもツイッターを参考にドラマを作ったとは思えない。
だが、衝撃の事実はドラマが終わりかけた時に発覚するのだ…。

作者の「つぶやき」がTLに流れ始める

脚本を書いた「北川悦吏子」のつぶやき(今は削除されている)がTLに流れた。と同時に一気に加速するTL。まさにブログ炎上中ww

北川悦吏子ツイッターも知らないでツイッタードラマ。ツイッター知ってることって、そんなにすごいのか?というのが私の感想です。こんなのシステムじゃん。調べて勉強して慣れれば、だれでも使いこなすでしょ?器械やシステムを使いこなすことが、エライ、と思うのってバカみたい。」
とても頭の悪い人間が考えそうな事である。頭の悪い人間は頭が悪いので世の中の難しい事を自分がわかりやすいように(都合がいいように)解釈する。まさにそれが全面に現れた文章です。
ツイッターを知っている」という事と「ツイッターの仕組みを知っている」というのは意味合いがまったく違う。
どういう使い方をするのか、それぞれの機能はどう呼ばれているのか、使う人々がツイッターというツールをどう思っているのか、ツイッターに関係するサービスにどんなものがあって、どういう使われ方をしているのか…。何より大切なのはツイッターを使っている人達がどういう人が多いのか。少なくとも、ヤリチンナンパ野郎、リストカット痕のあるメンヘラヤリマン女、ブラック企業に勤めて風呂に入ってなくて身体の汚い韓国人、ヤクザでエロ雑誌専門のカメラマン、弟が覚せい剤常用者で学級崩壊したクラスを受け持つ痴漢女ばかりがツイッターを使っているわけじゃないってこと。

北川悦吏子」の魔の手は大量の婚活系女子をツイッター世界に解き放った

ドラマの放送後、「(実況TLが)面白かった」という意見などもちらほら見られたが、続いて流れ始めたのは「これで一般の勘違い婚活女が流入してきそう」「俺、友達からツイッターのやり方教えてってメールきた。教えたくないw」など、ツイッター流入する人々を抑制する動き。
ツイッターの使い方をここでとやかくは言わないが、その本質は「つぶやく」こと。内容は何でもいい。頻繁につぶやくことで情報を交換しあうだけで、お互いの関係を深めたり、会話を楽しむのが主ではない。なので、「コミュを盛んにしたいのならツイッターじゃなくてミクシィへ行け」というのが決まり文句となっているのだ。
つまり、ツイッターをしている人達(主に頻繁に利用する人達)は大抵リアルでは一人で行動し、たまに人と会ってその時間を楽しむだけだ。その優雅で自由な時間を邪魔するものを嫌うのは自然な事だ。
基本男性ばかりのツイッターでは本来の自分のアカウントは男ウケがいい2次元女キャラが普通。話の内容もある程度のシモネタは許容範囲、そして出会いを求めてやってくる女アカウントは基本来るもの拒まずだが、何かしら男から話し掛けることはない。(それでも2次元女キャラのアイコンをフォローしまくる婚活・肉食系女子は多い)
ちなみに、男のほうからフォローする場合はアイコンはいたって普通のものにした別アカウントを作成してそちらでやるのが主流のようだ。
マスコミが報じているのとは逆で婚活系女(30代〜40代)が獲物を求めて徘徊するのはよくある事なのでツイッターをしている草食系の独身貴族男子の諸君は気をつけていただきたい。あなたにとっての貴重な時間と財産を狙う魔の手はそこまで迫っている。