3 新生活・新部活 7

「え、えと、自分でできます」
ボクはマナカ先輩がボタンに掛けた手を掴んで言う。
気がついたらボクはバランスを崩して椅子に腰掛けていたみたいだ。それを見上げるような姿勢で床に両ひざをつけているマナカ先輩。
「大丈夫、リラックスして」
「え?え?」
胸のところがぞわぞわした。ぞわぞわっていうのは快感が走る時の感じだ。そう、マナカ先輩の手がボクのおっぱいを服の上から揉んでいるんだ。強くじゃなくて、やさしく回転させるような感じで。
「やわらかーい…ふふっ」と言ってマナカ先輩は今度は自分の顔をおっぱいにくっつけた。頬をボクの胸の谷間ですりすりする。
そうしているうちにタイも取れて、ボタンも外れてボクの胸のところは男性にとっては刺激的な状態になっていた。
「キスしていい?」マナカ先輩の声でぽわぽわした脳が一気にはっきりした。キスしていい?って、ダメだよ、ファーストキスなんだから。でも、こんな可愛い女の子とキスしたかったなぁ。童貞の悲しいサガ。
でもそこでNOと言うのがボクなんだ。ファーストキスと処女貫通はちゃんとした相手じゃなきゃダメなんだ。
「ダメ…です」
「やば…」
「え?」
「可愛いね、キミ」
今にも唇が届きそうな距離、熱いマナカ先輩の息がボクの唇に当たるそういう距離で、鼻にかかるような可愛らしい声でマナカ先輩が言う。もしファーストキスじゃなかったらこのままこの女の子の唇に吸い付くようにキスしてしまうと思う。理性が吹き飛びそうになるのをなんとか堪えた。
「じゃあ、キス以外ならいいんだ?」
という意地悪な質問をするマナカ先輩。何が意地悪なのかって、そりゃあ手がボクの股の間に入りそうだったからだよ。急いで股を閉じて、「ダメです。指突っ込むのもダメ」
「じゃあ、胸とかはいいんだよね」
「う…は、はい」
引き続きマナカ先輩はターゲットをボクのおっぱいに集中して揉んだりつんつんしたりした後に、いよいよ服を脱がしに掛かった。まるで子供が親に服を脱がされてるように優しくブラウスを脱がされて、ブラのホックもボクよりも経験が多いマナカ先輩はさっさと取ってしまった。はだけるおっぱい。
「美乳だねぇ」
マナカ先輩はおっぱいが気に入ったのか、それから揉んだり撫でたりつんつんしたり、舐めたり吸ったり、ボクのパンツが愛液でびっしょりになるまで散々それをやった。
よく見てみると、マナカ先輩は自分のアソコを手で擦っている。なんか凄いいやらしい…。ボクの中にある男の部分が目覚めたんだ、それを見てたら普通はそうなるよ。
「先輩、こんどはボクが」
「え?うん」
先輩を椅子に座らせてボクは先輩のテニスウェアのネックにあるジッパーを引っ張った。形がいいおっぱいが先ほどまでそこに仕舞われてたけども、圧迫から解放されたぷるんと目の前に現れる。ボクがブラのホックを外そうとするのだけど、なんだか取れない、慣れてないからか。
「ん、こうだよ」
先輩は自分でホックを外した。
思わず鼻血が出そうになる。目の前にマナカ先輩の白いおっぱいが突然飛び込んでくるわけだから男だったら勃起を隠すのに必死になるだろう。そして同じ様に、いや、同じじゃないか、ボクは童貞なんだから女の子を扱うのがうまいはずがない。ちょっと不器用にマナカ先輩の身体を愛撫する。
「ん〜…やばい、マジでエッチしたくなってきちゃった」
顔を赤くしてマナカ先輩はそう言う。
「だ、ダメですよ」
「だよねぇ。それじゃ、そろそろ着替えちゃおっか」
テニスウェアをボクに着せてくれるマナカ先輩。こんな女の子に服を着せてもらうのは赤ちゃんプレイとでもいうのかな。普通に暮らしてたらそういう経験はできないだろうな。というと、今の事は全部普通に生活してたらできないことばっかりだけど。