寝ているときに金縛りにあったり幽霊見る奴は騒ぐ前に生活習慣見直したほうがいい

ずっと下のほうので「瞬眠の注意事項」で金縛り云々の話をしたけど、お問い合わせを頂いた。この場を借りて返答しようと思う。

  • 部屋におかっぱの女の幽霊が出る
  • 寝ているときに金縛りにあう
  • 旅行先などでもその幽霊がついてくる

こんな現象が現れて悩んでいるという内容だけど、a munkも実は幽霊の存在は信じていて一概に全否定ではない。ただ、このメール書いた人が「こういう事が繰り返されて身体の調子が悪い」というのも最後に付け加えていたので、本当に幽霊の仕業なのか疑問に思っていた。
金縛りに会う条件は、レム睡眠やノンレム睡眠のタイミングがずれた時にあいやすい、っていうのが定説だが、じゃあ具体的にどういう時になるのかを考察してみよう。

趣味を楽しんでいたら眠くなり"うたたね"していた。もう今日は寝ようと思い布団に入ると金縛りにあい幽霊が現れた。

この最初の「"うたたね"した」の部分で既にレム・ノンレム周期が乱されている。ここで有効な行動は「そのまま趣味を続ける」だ。朝まで。

朝方トイレに行きたくなり、起きてしまった。そしてトイレに行ったあと、布団に入ると(以下略)

これも同様。寝起きを繰り返すと金縛りにあう。一度起きてしまったのなら最低でも3時間は起きた状態でいるべき。
そもそも夜中にオシッコに行きたくなるなど、子供かオマエはって感じだ。寝る前にキチンとオシッコしとけって親から教わらなかったのか?馬鹿か?有効な行動は死んで生まれ変わって子供からやり直す事。

旅行先で寝ている最中に金縛りにあった。そして幽霊が見えた。ホテルの従業員にその部屋で以前自殺者が出たかなど(以下略)

本人が認識していないだけだと思うが、実は何度か睡眠と起床を無意識に繰り返している。眠る原因は疲れているからだが、起きる原因は人それぞれ。いつも寝ている場所と違うからとか、周りに友達や家族がいるからとか、ホテルの暖房が効きすぎているとか。(ホテルは大体、年寄り向けに設計するので暖房は若干高めに設定してある)
あえて一人部屋にするとか、暖房は設定温度を低くするか切って寝る。
それと、疲れているからと早めに寝るのが良いとされるが、a munk的には生活習慣には寝る時期も含まれているので、いつもと同じ時間に寝ないのは生活習慣の乱れ、つまり、途中で身体が勝手に目が覚めてしまう事に繋がる。
例え疲れているからとしても、我慢していつもの時間に寝るべき。
あと、一度起きたら直ぐに寝ないこと。動物は一度目が覚めると何かしらの行動をする。直ぐに寝ようとしない。人間が直ぐに寝ようとするのは「寝ないといけない」って思っているからである。実際に2時間寝て起きたからって、そのまま朝まで起きてて出社するとエライ事になるのだが。

よくわからんが、最近昼間に眠くなったり、夜目が冴えて寝れないとか、そんなんが繰り返されるうちに、頻繁に金縛りにあうようになった。やっぱり祟られていると感じ、神社へ(略)

  1. ネトゲで夜中から朝まで起きていて、朝5時〜6時ぐらいに寝ている
  2. 仕事場が3交代(朝から夕方まで勤務・昼から夜まで勤務・夜から朝まで勤務)
  3. 寝ているようで実は寝てない(睡眠時無呼吸症候群など)

2番とかの場合は辛いが仕事なのでどうしようもない。3交代が辛いのは勤務時間が変動するところだ。もし変動せずに一律深夜勤務の場合、そのほうが身体は楽だと言われている。が、それが人道的にどうなの?って文句をいう集団がいるので、会社側はそれが出来ない。(深夜型の生活習慣が定着したとしても、直ぐに元に戻せるんだけど…)
というわけで、金縛りやそれに伴う幻覚などは、まず生活習慣などの見直しを先に考えるべき。幽霊などは見直しがされた後の話だ。
ちなみに本当に憑かれたのなら…の話はまた今度。