最低限度のコミュニケーション能力を持つための8の事柄

旅行の写真は色々とまとめていますので、今回は別の話。
人との繋がりは大切だとか、コミュニケーションが大切だとか色々と言われてるが、生きていく為に本当に必要なのかと疑問視する人もいると思うし、やりたいけど思うように出来ない人もいるし、色々な理由が絡んで非コミュになってしまう人が多いと思う。
ただ、理由はどうあれ社会生活を送るためには最低限度のコミュ能力が必要。コンビニで「箸をお付けしますか?」と聞かれて「ぁぁぅ、ぉぁぅぁ」とか獣の様な反応をしては恥。
そこで最低限度のコミュ能力持つためにはどうすればいいか。授けましょう。
コミュ能力というのはそれ自体は手段であって目的ではない。相手から情報を得て、自らの情報を相手に伝えることが最終目的なのである。だから、その最終目的を果たす為にどのような事が出来るのか?それがコミュ能力である。

1. 自分が無知な者だと仮定しよう

プライドは犬も食わぬ。プライドでは飯も食えぬ。
まず最初に自分の知らない事が世の中には沢山ある、という事を、例えそうではないとしても、そう仮定するところから始めよう。知識に対して貪欲になるのだ。1週間ぐらい食事を摂っていないとか、オナ禁して半年ぐらいの状態だと思って。

2. 質問するクセをつけよう

プライドを捨てる事が出来るようになり、知識に貪欲になれれば、自然と人から情報を得る事に対して快感を覚えるようになる。だが最初の関門である。多分、プライドや緊張、相手への過剰な配慮で質問する事を難しく感じると思う。それらはコミュ能力の覚醒をを塞ぐ壁となっているのだ。
興味を持った情報を質問する。これを繰り返す。どんなくだらない情報であってもそれを得る事が出来れば、自らは他人よりも少しだけ大きくなる。人生とは勉強の繰り返しだとか言われているのはコレがその所以(ゆえん)である。大概の奴は勉強とは学校でやるような事を想像して嫌悪するが、そうじゃない。パチンコでどの台がアタリが出やすいか?この街の心霊スポットはどこか?貴方の好きな色は何か?どれも勉強の一つだ。
そして、質問をした時に大切なのは、どんな質問であっても真剣に聞く事。たぶん、自らが興味を持って質問したのなら意識せずにそれが出来るはずだ。本当に真剣に質問したのなら、聞き逃せば「聞こえなかった」と言う。繰り返し言わせるのは相手に対して失礼か?本当に失礼なのは、情報伝達が行われていないのに「問題ないと判断する」自分である事を自覚しよう。

3. 相手の事を考えて話そう

非コミュの特徴は、求めてもいないのに自らダラダラと情報を垂れ流しし、それに伴う相手の反応(相槌やら無関心であるかどうか、こちらに気を使っているかどうかなど)を全く見ていない事である。情報は脳のほうが処理能力が高いので、自然と早口になってしまう。一言で言い表すのならオタクである。そういう特徴を持った人はいないかな?
情報を相手に伝えるのは、その理由は相手が情報を知らないからというケースが多いのだ。相手の知らない事を教えてあげるのに、知ってる前提で話すのは矛盾している。また、話は、話すよりも聞くほうが疲れる。(理解しようとする場合は)初心者とまでは行かないが、知らないという前提で丁寧に教えるシーンのほうが多い。おしまない努力を行うのなら、自然と相手に気持ちが伝わっていく。例えば会話でプレゼンで。それでもダメならジェスチャーでも。
話している間にも相手の反応をよく観察すること。相槌は相手が情報を一旦はテンポラリエリアに保管した事を意味している。また、相手が自らが理解したことを話したり、質問するのは、8割方自分の話を聞いてくれている証明である。相槌と一緒に感情を表に出せば、ほぼ伝わっていると考えていい。
メールやチャットなどの文字だけのコミュは本音が言いやすいぶん、正確に情報を伝えにくい。メールがダメとは言わないが、それを中心に済ませてしまうのは危険である。実際に会う人などには会話を中心に。メールやチャットでしか会わない人なら、実際に会う事は厳禁。

4. 相手を分析しよう

相手の会話の内容から、どういうタイプの人間なのかを分析しよう。
切実な人か、楽しければそれでよしな人か、好戦的な人か、ヤル気の無い人か。そして自分と同じタイプであるかを判断しよう。自分と属性が同じ人間は、趣味などが異なっていても自然と話が合うようになる。
だが、注意して欲しいのは、何かを成し遂げる必要がある際には、同じタイプの人間ばかりでは失敗する場合が多い。

5. 素直になろう

より深くコミュ度を高めるためには嘘をつかない事が望ましい。
自分と同じタイプの人間で、嘘をついていないだろうと判断出来る時は、素直に自分の気持ちを言おう。素直になるというのは「心を開く」という意味があり、相手に信頼をおいていると判断される。信頼というのは言葉以上の重さがあり、何かの壁にぶち当たったときにそれが自分を助けてくれる。
一番注意すべきなのは、相手を分析できていないうちに自らの心のうちを話してしまう事である。非コミュは相手の事を考えないで話すクセが備わっているので、悪い事に利用されてしまうであろう情報を垂れ流しにする可能性がある。

6. 信頼には時間が必要

学生時代を思い出してみよう。
クラスには、仲良くなるのが早い人と遅い人がいる。仲良くなるのが早い人はコミュ能力が高い人である。
だが実際は人の脳は出会ったばかりの人間は信用できないように出来ている。だが、窮地に立たされると警戒心が一時的に解かれてしまうのだ。この「困っている時期(学級編成で新顔が色々いて、緊張している時期)」に話しかけられると仲良くなるのが早くなるが、仲良くなるのが早い=信頼だと考えてはいけない。
仲良くなるのが早い人間は、多くの人間関係を築くが、全てに気を配ることは脳の処理能力上、不可能である。つまり、一時的な欲求の為に仲良くなる事を急いでいるので、それが過ぎればボロ雑巾のほうな扱いをする事もしばしば。
腐れ縁のほうが信頼度が高い事はよく言われる話。

7. 親しき仲にも礼儀あり

どんなに仲がよくなったとしても、一つにはなれない。人は常に一人で生まれて一人で死んでゆく。だから人の優しさに感謝できるし、だから人に優しくできる。
例え恋人、そして夫婦となったとしても、出会った時のように紳士淑女のように、お互いの事を気遣う事が出来たのなら、最良の関係である。自分か相手か、どちらかがそれが出来ないのなら、双方の出会いは数多くの安っぽい出会いの内の一つであろう。

8. 肉体言語を得よう

肉体言語ときけば、武道家などが拳で語り合うのを想像するが、ほぼあれに近い。
気分が落ち込んでいるときに励ますような事を言われて少し気が楽になったり、それと同様で自分に対する何かしらのアクションが体内のステータスを変える。わかり易い例を言えば、恋人とキスをする事がその一つだろう。
異性での肉体言語は沢山の人が知っているので割愛するが、例えば同姓だと、肩をもんでみたり、握手する事や、抱きついたり、または軽くパンチするような仕草も肉体言語である(本気で殴るわけではない)
日本人は同姓で身体に触れ合う事が殆どないので、あまり有効なシーンは無いが、恋人であれば下手に会話するより有効である。

最後に

何事も練習だが、突然街にでて知らないコンビニの店員の肩を揉んだりすれば、すぐに警察の御用となるだろう。
コミュ修行で一番手っ取り早いのは風俗である。二人きりになる場所が適切なのでピンサロなどよりもソープやデリヘルが望ましい。
初めての出会いから簡単な会話、お互い(の性感帯)を知る事から、客と風俗嬢の関係がありながらも紳士であり、最終的には肉体言語まで程よくレッスン可能だ。ただ、授業料は馬鹿高いかもしれないが。