何も考えていない奴は幽霊の影響を受けやすい

高校の時に倫理という科目があって、その先生がとても教師とは思えないほど大人の腐った様な奴で、授業とは関係ない様々な奇妙な話を倫理の時間にしていた。
例えば美空ひばりの声帯は貴重なのでアルコール漬けで保存されているとか、自転車通学している女の子はスカートを太ももまでキチンと付けて自転車に乗らないとマンコにサドルがフィットして大変な事になるとか。ちなみの学校のブルマが1クラス全部取られたのは先生の仕業ではないかと今でも疑っていますよ。
その先生が話をした中で奇妙なほどに感心をしていたものに、幽霊関連の話がある。
「何も考えていない奴は幽霊の影響を受けやすい」
この講義以外でも幽霊の話をするので、それも踏まえて上記の理屈をまとめると。

  1. 生物はみな"魂"を持っている。それぞれ大きさは異なるが、人間のように脳が発達している動物はそれに比例して大きくなる
  2. また同じ人間でも子供と大人で魂の大きさに違いがある。産まれたばかりの赤ん坊と死に掛けの年寄りは小さく大人に近付くほど比例して大きくなる
  3. 性別によって魂の大きさが異なる。動物に近い女性は男性に比べると小さい。
  4. 善悪は別として、何かを考えている人間と何も考えていない人間では魂の大きさは異なる。(ここで「夢を持っている奴は魂は大きい」とかいう話をしていた)
  5. 魂は基本的に何かの物質とセットで存在しなければならない
  6. 強い思いを持って死ぬと、死んだ際に近くにあった別の物質に魂が留まる
  7. 肉体を失った魂(幽霊)は自らと属性が似ている肉体に乗り移る
  8. 魂の小さい者は幽霊に憑依されやすい

この先生に言わせれば幽霊に身体を占領されるという状態は、幽霊の思いの強さよりも、自らの思いの強さが劣っているという事だそう。また、誰かが質問したんだけど、霊感の強弱と憑依されやすいか否かは別らしい。
最初は、魂の大小については「夢を持って生きよ!若者!」って感じに受け取っていたんだけど、どうもこの先生は幽霊についてを(科学的根拠は別にして)論理的に説明しようとしていた感じだった。(だから興味を引かれる生徒は多かった)ただ、倫理=宗教?って感じに感じたので、教師としては違和感は感じていたがw。魂の話とかし始めるし。
また、魂というのは数の概念が無い、っていう事も興味深かった。
強い思いを持つと、魂は本体から複写されて生霊の状態になるだとか、世界各地にある信仰について、自らの魂を複写してモノ(仏像やら)に乗り移らせる事で強い思いを持つ物体を作り出したり、仕組みは意識せず昔から人は魂を使ってきた、という事らしい。
この話についてはまた暇な時にでも書こうと思う。