社畜を駆逐しよう!

日本には社畜と呼ばれる人達がいる。
労働環境が悪化し続けるのは政府や企業の責任もあるが、8割ぐらいはこの社畜の責任である。が、責任云々の話を言ったところで彼らは自分を改めるどころか、ちっぽけなプライドが邪魔をして自分がやってきた事が間違っている事を認めようなどとは思わないのが事実だ。大切な事は、社畜を駆逐する事である。シャチクをクチクか、なるほど語呂もいい。
だが、まずその前に自分が社畜かどうか分析してみるといい。
もしかしたら駆逐される側かもよ?

社畜度チェック

以下の表で該当する項目の合計を求める。

上司や同僚が残業しているので、自分も残業する 1点
自分が仕事が出来ないのは自分の能力が低いせい 1点
残業しなければ他の人に迷惑が掛かると思う 1点
家に居場所が無いから会社で仕事してる 1点
会社の経営が悪化しているなら賃金が下がっても問題ない 1点
出来るなら転職したいがリスクが高そうで気乗りしない 1点
社畜と思われても、これが現実なんだからしょうがない 1点
自分の年収は低いが、自分よりも低い人がいるのできにならない 2点
仕事が出来ない奴はやる気がない奴 2点
労働基準法は夢。現実とは分けて考える 2点
趣味や遊びに時間を使う暇があれば仕事をしろ 2点
有給は殆ど使わない 2点
家庭を支える事とは仕事を頑張る事である 2点
食べ物はこだわらない or 自慰(セックス)は週に7回未満 or 趣味がない 2点
残業した時間を自慢したい。自慢した事がある 3点
残業しない奴や会社の行事に参加しない奴は悪である 3点
仕事は生活の中で何よりも優先される 3点
風邪でも怪我でも、仕事が出来る状態なら仕事をするべき 3点
サービス残業・休日出勤は会社に貢献する行為だ 3点
賃金云々の話をする奴は恥ずかしい奴である 3点
現状が嫌なら日本から出て行けばいい 3点

結果発表

4点以下
自由人。どんなに不景気になっても、戦争が起きても、あなたは自分の人生を楽しむ事が出来るだろう。核戦争が起きた後の地球でスキンヘッドでバイクに跨って弱者を追い回す者がいるとすれば、それがあなたである。
5〜15点
軽度の社畜。疑問は持ちながらも現実のしがらみの中で耐えている。疑問を感じる事は悪い事ではない。ネットや素直に意見を言い合える知り合いと今の状態を話して情報収集や共有を怠らないようにするべき。まだまだ戻れる。そして、いつかあなたの様な人が日本を変える日がくる。
16〜29点
重度の社畜。生きる為に仕事をするのに、仕事をする為に生きるという、手段と目的が引っ繰り返っている…事にも気付かない。日本を牛耳る一部の裕福層の下でその手伝いをする屑。現在の状況を作り出した諸悪の根源。完全に洗脳されており既に手遅れ。清い心の持ち主に殺されるか、自ら命を絶って少しでも日本の為になるか、過労死するのを待つしか現状を変える事は出来ない。ま、死んでも誰も悼まないけどねwwさようなら、狂ったバブルの亡霊よ!
30点以上
AIの登場と共に用無しになる、考えるタンパク質の塊。洗脳とか通り越して、既に人間じゃなく、会社の備品みたいなもの。家族が居るのならATMという別の名前が与えられてる。まだ微生物のほうがあなたよりも生きる事を真剣に考えてる。

シャチクをクチクしよう!

社畜を駆逐するにはその存在そのものを消してしまう方法もあるが、それ以外にも有効な方法がある。それは村社会である日本の特徴をうまく使う方法だ。
社畜か非社畜かをはっきりさせて、非社畜の側へと引き込んでいくのである。
何も日本人全てが社畜ではない。仕事が辛い、生活が苦しいと思ってる奴は沢山いる。そういう奴も事情があって社畜の領域に片足を突っ込んでいる事もある。「辛いでしょう、ちょっと息抜きしましょう」と少しずつ、そういう連中を自分の側へと引っ張る。周囲にそんなのが居ないのなら、ネットで地道な社畜批判を行うのもありだ。
そうやってナンチャッテ社畜の数が減ってくると残った社畜どもの仕事負荷は必然的に高くなり、いずれは過労死するか退職するか、ひょっとしたら非社畜の側へと引っ張れるかもしれない。そうやって社畜の数がゼロに近付いた会社は経営者と労働者という境界線が正しく引かれ、晴れて日本企業は世界水準へと変わっていくのだ。