日本崩壊のシナリオ

毎回勝手ながら予測してみた。
今回は日本が崩壊していくシナリオです。

第1章 人材の損失

日本人は職人気質がある為に今まで世界でもトップクラスの技術を磨くことが出来ていた。それは単に頭がいいとかいう話ではなく、普段の生活のスタンスからしてそうだった。
興味のある事を仕事・趣味関係なくのめりこんで、時間をそこにつぎ込む。それこそ寝る間を惜しんで何時間も、何日も、何週間も、何ヶ月も、何年も。
それと平行して築き上げてきたのは年功序列制度。日本人は既に知っていた。自分達が職人肌を持っている事、時間をつぎ込むことで人は成長し、自然と技術を磨くものだという事を。
原料を得て加工して利益を得ていた、と言われているがそうではなく、結果として、出来上がった技術を売ることで利益を得ていたという事である。つまり、人材を育てる事がそもそも利益に繋がっていた。世界第2位の経済大国になりえたその真実はそこにある。
その考え方は今の団塊の世代までで、その先は崩壊し始めた。
育てることよりも、育てられた人材を消費する事(使い終わったら捨てる)に力を入れ始めた。数多くある団塊世代が犯した過ちのうちの一つだ。大量消費の時代、人はモノだけでなく、人をも消費して捨てるように無意識下で行い始めた。
結果、大企業はコストの掛かる技術開発(人材育成)を外注にして、安く技術を買って高く売り、利益をあげる専念し始める。外注、つまり、中小企業は読んで字のごとく『使い捨てる』時代が訪れ、そしてそれが正しい事であるように大衆は考えた。
社内では人に何かを教えるにはマニュアル化を推薦し、誰でも出来るようにをスローガンにして、技術者と職人を分けて考えた。熱心に教える人に「職人は会社に要らない」と怒鳴りつけた。マスコミは技術にのめり込んで探求するものに『オタク』というレッテルを貼り蔑んだ。彼らが日本を支えているのに。彼らが日本そのものの根幹であるのに。
年功序列は形だけが残って、技術を引き継ぎ、育てるという根幹がすっぽりと抜け落ちた。団塊世代以降に人が育たなくなっているのはその為だ。自らの立場やプライドだけを重視して、部下には何も伝えず・教えず、いざ不景気にもなれば蹴落とす為のコマにした。
(この人を育てず、消費するという考え方は次章で再び登場する)
人材が空洞化した日本が中国に追い抜かれるのは時間の問題だ。何故なら日本を経済大国2位までのし上げた能力が失われれば資源も技術も無い小さな国だからだ。

第2章 教育の破綻

人を育てず消費するという考え方は、受験戦争や人材派遣という形で如実に現れる。そしてマスコミはそれを後押しするように『個性』などという口当たりのいい言葉で尊重する。
教科書や参考書に沿って勉強して、評価を答えという一意なもので求める。人を教えるという行為にかかるコストを極限まで絞る。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、その姿を見守って、信じてやらねば、人は実らず」
とは、日本人で有名なとある英霊の言葉である。
人を育てるという事はただの情報伝達ではない。この言葉には情報以外の様々な大切なものを引き継いでいくということが込められている。
団塊世代で途絶えてしまった『継承』は以降の世代にはもう届かない。親となり師となるもの達は、自分の子供や弟子達に何も引き継げるものがない。あるのは教科書やマニュアルだけ。そこに書かれてあるわずかな情報しか引き継がれていかない。
以前ヨーロッパに訪れた暗黒時代のように、過去の遺物の中でサルのように暮らしていかなければならなくなるだろう。

第3章 出生率の低下

ある人は日本がその小さな島国に見合った人口へ調整されていくと言う。
もちろんそれもある。この小さな島国に1億とは、今までが多すぎたのだと。
だがもう一つ、大きな懸念事項がある。
その人口の半分を占める女の価値そのものの低下である。
そもそも男尊女卑だった国が「何故男尊女卑という考え方で今まで成り立っていたのか」考えもしないうちに平等を叫び始めた。男と女は同じ人間でありながら身体的にも精神的にも異なる。お互いに欠点が存在しそれを互いに補い合いながら生活していたのに無理やり平等にした。
その結果、女性の権力だけがあがり義務は果たさなくなった。子育てや家事を分担するのに専業主婦。夫は会社で150円の昼食、妻は3000円のランチ。自由に使えるお金は少ない。それに加えて自由になる時間も無い。家に帰れば家庭を大切にしろと怒鳴り散らす。家族の為に働いているのに。そして家族と接する時間が少なくなれば必然的に子供は父親から離れて形式の上では父親だが心の中では『部外者』と感じるようになる。
そんな父親の姿を見てきた子供達は、女であれば「男は奴隷のように使えばいい」と思うようになり、男であれば「絶対に結婚はしない」と心に誓うようになる。
そして、結婚の価値は無くなった。
今では肉食系女子が草食系男子を追い掛け回す、まるでサバンナを思わすような『婚活』と呼ばれる行為が目立つようになる。女は奴隷となる男を追い掛け回して、奴隷になってたまるかと男達はネット上で集団となって危険な女から身を守る術を研究している。
その現況を作り出したフェミニストマスゴミ達は、「日本の男性は情けなくなった」と肉食系女子にしか響かない文句を未だに垂れ流している。

第4章 外国人による植民地化

資源もなければ技術もない、ただの小さい島に成り下がった日本。
そんなところに外国人が押し寄せてくる。何故か?
それはバブル期に溜め込んでいた莫大な貯蓄、つまり、団塊世代が卑しくも溜め込んで、「老後の為」だとか言って使わないでいる莫大な金を食いつぶす為である。そう、彼らが老後を迎えるその時に、新日本政府は団塊世代に対して強烈なボディブローをお見舞いするのである。
その下準備が『外国人参政権』である。
表向きは労働力として日本へやってきて、そして税金も納めて日本を支えている外国人労働者だが、それが選挙権を持つと話は変わってくる。
3章でも言ったとおり、少子化が進んだ先、新たな時代の日本を支える『純粋な日本人』の人口は目にみえて減っている。そして今民主党が最重要課題としてあげている『外国人参政権』によって、既に『若い世代だけでみた日本人人口』と外国人人口を比べると、外国人人口が大幅に多くなっている。
つまり、これらの人々が選挙で票を入れるのは自分達に有利になる政策を掲げる政党のみ。例えば出稼ぎで日本へやってきている中国人が日本の国益を考えた票を入れるだろうか?万が一にも入れるのならそれは帰化して日本人となった中国人だけだろう。国に残してきている家族の為にその貴重な1票を投じるはずだ。
極端な話、以下の様になる。

  1. 団塊世代が卑しくも溜め込んでいる金を税金として国に納めさせる。無条件で。
  2. その金を祖国(中国や韓国)へ送る。無条件で。

また、仮にも外国人人口と日本人の若い世代の人口が5分5分だったとしよう。仮にもなので可能性としては10パーセントは満たないと思うが、

  1. 団塊世代が卑しくも溜め込んでいる金を税金として国に納めさせる。無条件で。
  2. その金を半分は祖国(中国や韓国)へ送る。もう半分は若い世代に分配。無条件で。

そういえばケチなババアの話を思い出した。
とあるところにケチなババアがいて、何をするにも金をケチって、息子が足を怪我をした時にも病院に連れて行かず、息子は足が壊死して両足を切断する結果となった。それでも節約、節約とせっせと金を溜め込んで、最後はそれを一切使う事無く心臓麻痺で突然死亡。ババアは必死に溜め込んだ金で盛大な葬式をすることとなった。
だが現実には葬式に金を出すわけがない。小さな葬儀をして、残った金は、遺族や、もし遺族がいないのなら国が貰うのだ。

第5章 戦争が始まる

資源もなければ技術もない、そして団塊が必死に貯め込んだ金も無くなった日本。
もうそれで日本は終わりではないか?と考える人もいるかも知れない。やはり、終わりというのは人の死をもって表現されなければならない。それは歴史が証明している。
資源も技術も金も無くなった日本に隣国・中国の一部となる。それは国民のうち選挙権を持つ多くに中国人がいる事が理由だ。つまり中国による併合政策に日本政府は賛同する。
結果、島国日本は中国の『日本省』となる。
これはまだ始まりにすぎない。
日本という島国は中国・アメリカ・ロシアの3大国家に挟まれた戦略上の重要拠点である。その日本が中国領となる事で今まで築き上げて保たれてきたパワーバランスが崩壊する。中国がまだ平和なうちはいい。もし経済が崩壊して何らかの粛清、つまり、リセットボタンが必要になると第2次世界大戦の再来である。
その時、日本という島国をめぐってアメリカ・ロシア・中国の3国が争うことになる。
まず最初は中国兵によるリンチとレイプの嵐。それから家々の財産の強制没収。次にミサイルや艦砲射撃、爆撃の雨あられ。ひょっとしたら3発目の核攻撃を受けるかもしれない。ただ今度は核の技術は発達しているので3発目どころの話じゃなくなると思うが。
戦争が始まった時点でまだ身体が十分に動かせて、そして他国の価値観にも順応できる若い世代の人間は難民として中国やアメリカに逃げ、レイプやリンチ、爆撃などの犠牲にはならないだろうが、卑しくも財産を溜め込んできた団塊世代で、溜め込んだ財産さえも政府に搾り取られて動く事すら出来ない屑どもは、戦火の中で遥か昔のバブル期の日本を夢見ながら焼かれて死ぬであろう。
え?日本に残ってくれる若い人もいるだろうって?自分の事しか考えないって事を団塊世代が教えてくれたから、親はほっといて日本から出て行くだろうよ。
涙こそみせるだろうけども、命は惜しいわな。
そして日本終了。
焦土となった日本は硫黄島を彷彿とさせる姿になるだろう。