雪の日の思い出

今週のお題
地元は冬でもあまり雪が降らない所。
その日は朝に既に20センチぐらい雪が積もって、昼にはそれが若干溶けて、そして迎えた夕方。半分溶けた雪の上にさらに雪が降って氷の道路が出来上がり。
チェーンも無ければ、スパイクタイヤなんぞあるはずもない。スリップが怖い為かみんながみんなトロトロと運転。それでも滑る滑る。スケート靴よりもタイヤにしたほうがいいんじゃないかって提案したいぐらいに滑る。
傾斜が緩やかな信号待ちの交差点前でゆっくりと前方の車に衝突する車、止まりきれず交差点の真ん中を塞ぐ車、回転しようと空き地に入って雪でそのまま出られなくなる車、渋滞を避けて小道に入って住宅地の真ん中で動かなくなる車、カーブを曲がろうとしてそのまま田んぼに落ちる車、坂道が登れない車、ウォッシャーを使ったら一瞬でフロントガラスが氷の膜に覆われて見えなくなってガードレールに突っ込む車、コンビニの駐車場でエンジンが掛からなくなる車などなど…。雪国の奴等が見たらコイツ等アホかっていうような阿鼻叫喚な状態になった。
そうこうしてて、片道25キロなのに、17時に会社出て家に着いたのは夜中の1時。
雪が怖いっていうより、対策してなさすぎが怖かったです。