はてサはやっぱり怖いなと思った

在特会による外国人参政権反対のデモで、青年がデモ隊にテロを行った件で。偶然にも青年(高校1年ぐらい)の奴は催涙スプレーとスタンガンを所持しており、偶然にもデモ隊を煽るように、彼らのそばへ行き、案の定取り囲まれて、偶然にもそれをチャンスと思ったのか思わずか、偶然にも至近距離で顔めがけて催涙スプレーを発射した。
いや、偶然じゃない。
コイツは計画してた。
テロである。
これに対してはてサでは相変わらず在特会が悪いの一点張り。
馬鹿なのか?マヌケなのか?それとも人間のクズなのか?どれもありうるかもしれないし、どれも当てはまらないかもしれない。
ただ一つ言えるのは、この人達は「怖い」
今、自分の中では在特会も怖い。某巨大掲示板では在特会もはてサではないかという考えもある。まず度重なる漢字の間違いがあるからだ。中国人ならそれらしい間違いをするけど、この間違え方は中国語も日本語もわからない奴のものだ。
とにかく、言葉に表現するのが難しいが、得体の知れない怖さがある。

保守・保身・右翼、それらは自分の身を守ろうとする考え方

右翼だの左翼だのの言葉はよく聞くけども、その定義は難しい。
今でもwikiではこの言葉の定義について論争を続けて定まっていない。
ただし、これらの言葉が生まれる遥か昔から既に人々には心というものがあって、それを起点にして動いているという事実は、どんなに科学の発達した現代でも変わっていない。
右翼や左翼はこれらの心から派生したのも事実。
だから言葉の定義について議論をするのを一旦置いといて心の状態から考えてみようじゃないか。
だとしたら、自分はどうか?
この心の中の得体の知れぬ恐怖心は何か?
保守派だとか保身だとかそんなのだと思う。いや、ニュアンス的にはそんな軽々しいものじゃない。ナタを持った変態殺人鬼に追い掛け回されて、例え法律に反していても、道徳に反していても、自らの命や身近な人間を守りたいという状況だ。殺人鬼はいきすぎとしても、どっちかと言えば、恐怖心は右翼の考え方なのだろう。
仮にこの心を右とするなら、はてサも在特会も左である。

恐怖が右翼を生み出す

右翼の人達が右翼と呼ばれる前は安穏と生活していたいだけだったはずだ。誰が好き好んで戦いをしたがるだろう。誰だって戦わずに済むのならそうしたいはずだ。
なのに、街宣パレードをしてみたり、意味もなく外国人だからという理由で差別してみせたり、参政権をよこせと言ってきたり、戦争の事を戦後に生まれた奴らに言ってきたり、遥々海外からやってきて窃盗・殺人・強姦をしたり。まるで「お前ら日本人はクズだから日本から出て行け」と言わんばかりだ。とにかく「そいつら」は、日本人を刺激する。
怖い。中には憎たらしいという気持ちになる人もいる。
何より怖いのは、はてサを見ても判るとおり、自分がやっていることを正義だと言わんばかりに主張することだ。確かに善悪の価値観ほど曖昧な定義はこの世にはない。彼らが言うことは正義なのだろう。彼らの中では。
だが、結果的にその正義が「安穏と生活していたい」と願っていた人々の心に恐怖を与えてしまった事は事実だ。彼らを右翼にしてしまった。

敵は誰なの?

街宣右翼も、はてサも思想や方法は違えど中身は同じだと思う。
拡声器で騒音を撒き散らしながら駅前を街宣したり、銃弾を送りつけたり、マニフェスト上もマスコミも隠蔽した外国人参政権を国民に知れないうちに通そうとしたり、特定の外国人による犯罪を報道しなかったり、たまに報道したと思えば通り名だったり、催涙スプレーとスタンガンを持ち歩いてたり、それでテロを起こしたり、そしてそれら全てをブログで援護して日本人を煽る。パフォーマンスが派手で、わざとらしくて、卑屈で、汚らしくて、小賢しい。
ただ平和に暮らしたいと思っている日本人を、刺激し、傷つけ、時として殺す。ネタとして楽しんでやってるのか、ストレス発散なのか、誰かに金を貰っているのか、それとも攻撃されることへのマゾ的な快楽を求めているのか、どれにしても怖い。
敵を定めなければならない。
この国に住む、自分自身と、家族や友達や恋人にとっての敵。
真実はどこにあるんだろう?
少なくとも言える事は、派手なパフォーマンスの中には真実はない。
平和とは、目には見えないが身の回りに既にあるもの。
その平和が壊れてしまうと気付いたときに、特定の人間が得をする。
敵はそいつだ。