保守日本誕生の最後の鍵は中国にあった

尖閣諸島沖の漁船衝突事故で、つい先日、船長を釈放したが、政府の予想を裏切って中国は「謝罪と賠償」を要求した。
この強行的な動きに政府もマスコミも戸惑っているのではないだろうか?
もし仮に今までの様に特定アジアの事件を『隠し通しても』必ずどこかの日本のマスコミが記事にする。近隣アジア・アメリカでも報じられている。しかも先日船長が釈放されたばかりで国民の関心もこの事件に向いている中である。隠蔽する事は難しいだろう。
日本のマスコミの大半が左翼で親中である。
この目的は表向きには日本が過去、日本のマスコミの扇動によって太平洋戦争へと導かれてしまった事に対する反省の意味を含めてだけれども、実際は中国が太平洋側へ乗り出す際に、その最大の壁になっている日本をなるべく楽に攻略する為の下準備として非武装反戦主義、平和的解決、親中・反米の考え方をマスメディアは日本国民に浸透させようとしてきた。
しかし、今回の中国の大胆な行動にマスコミが「中国様、もうやめてください、私たちでは防ぎきれません」と叫ぶ声が聞こえてきそうだ。情報を隠蔽できないなか、いかにして中国の『侵略行為』を日本国民に納得させるのか?(そもそも侵略行為をどんな理由で納得させるのか興味があるけど)それが今の日本のマスコミにとっての難題である。
このマスコミが困惑する今の状況は右翼(保守派)にとっては表向きは怒りで一杯だけれど、実際は非常に嬉しい状況になっている。
「中国、もっとやれ!」ということだ。
中国がさらに強行姿勢になれば日本国民としては平和主義を貫き通す意味を失う。国が無くなれば家や土地や財産、そして命も、理不尽な理由で奪われる可能性がある。
国を守らなければならないという意志は如実に国防へ関心を寄せる結果となり、9条がどうとか、普天間がどうとか、ギャーギャー騒ぐ似非左翼どもに一気に関心が行くだろう。そして今まで情報を改変・隠蔽し続けてきたマスコミにも関心は向く。真実の情報を垂れ流すネットにも関心が向く。民主党が裏で何をしてきたのか、自民党が裏でどういう調整をしてきたのかにも関心が向く。
今まで平和だったから、国防は必要ないという考えがあったのだ。
今まで平和だったから、左翼が戦争反対だと叫んでも『許して』もらえたのだ。
今まで平和だったから、国を売るような民主党の行為を『許して』もらえたのだ。
今、風向きが変わる。
太平洋戦争勃発前、国民は多くの左翼系マスコミに扇動され、国外へと目を向けていた。そして侵略という手段で問題を解決しようとした。
今度はマスコミの扇動を無しに、国外へと目を向けて、国を守るという目的で戦争に突入する。この戦争を乗り越えた先に、本来の日本という国が誕生すると信じている。