24 夏休みに入る前には、(く)ぱぁーっとやってみようよ

学校というのはそこに行ってるだけで苦痛であると誰かが言っていたけど、まさに夏休み前と夏休み明けの2週間ぐらいは苦痛でしかなくなる。社会人になれてよかった事を一つあげるのなら暑い教室の中でじっと座っておかなくていいこと…かなぁ。
今日は1学期終業式、学校は午前中に終り、また立川達がカラオケなんぞに誘おうとしていたが丁重にお断りし(もちろん片山も同様に丁重にお断りしていた)さて、俺はどうするかと言えば、暑いに中でビールでもカァーッと流し込んでみたくなるのが大人ってものだ。というワケで、家に帰った俺はさっそく魔法で着替えて歓楽街へと向か…おうと思ったんだけど、それは前にもやったから今回は趣向を変えてみたくなったのだ。
前の男の時の俺がこんな思考回路してたらさぞ人生が楽しくなっただろうと考えたりもした。自分の事をブサ面だと思い込んでいるか否かでこうも人生が180度変わってくるとは。で、趣向というのは『夏』なんだから海でしょ?というワケで、俺は海外の映画にあるような夜の海でお酒をおしゃれに呑んでみたくなった。
実は隣の街の海水浴場は海の家が夜もオープンしてて、昼とは雰囲気がガラリと変わり、おしゃれなバーとなる。そのバーの存在は30歳童貞の時から知ってて、夕日に照らされたバーでビキニ姿の女やその彼氏などが見えたりしてて、おしゃれなバーなんてタグつけて頭の中には保管されておらず、エロティックなバーとして頭に保管されていたわけだ。んで、そのバーで一人お酒を呑んでいる俺の前にビキニ姿の女性が現れて、二人でシャワー室へと行ってセックスをするって妄想を考えたりした。30歳童貞の俺がバーに一人で出入りした時点で警察を呼ばれるという予想もしたから、バーに入ることすら出来なかったわけだが。
上はキャミソールで下はジーパン、そしてもちろん水着を着て夕日の見えるバーを目指して出発した。そして途中は中略して。さっそく隣町の駅に到着。駅を降りたら白い砂浜がすぐ側に見える。松の木が木陰を作っていて、隙間からまだ元気な太陽さんが顔を覗かせている。松の木の木陰で学生の時、近所から一人で泳ぎに来ている女の子を見た事があった。その子はTシャツにジーパン姿で、それを豪快に脱ぎ捨てると下はスクール水着だったのだ。色っぽかった。だから俺はそれをもう一度見たかったわけだが、やってくれと頼める人もいるわけでもない、だから俺は自分でやる事にしたのだ。
キャミソとジーパンを豪快に脱いで下に着ていたピンクのビキニを露出させる。あー、頭の中から学生時代の記憶が蘇ってくる。ジーパンがあった部分から突然白い太ももが現れるというギャップがたまらん。自分の身体見て興奮するのは初めてだ。
近くには「昼に来ててそろそろ家に帰る」家族連れのが通り過ぎようとしてた。妹、母親は俺の事は眼中に入らないぽかったんだが、兄、父親は自分達の視線を気付かれまいと努力してはいたが、視線は解った。特に兄のほうは中学生ぐらいの年齢、性には過敏な年頃ではないか?これはいい思い出を残してあげようと、俺は兄のほうがこっち見てるときに背伸びをして極上スタイルを拝ませてあげて、それからおっぱいの形を整える為に自らビキニに手を突っ込んだ。さすがにこれには親父も兄も、両方が釘付けになったな。
さて、では真っ先に俺は喉の渇きを潤そうと思っていたので、バーに入った。バーはまだ夏休みは始まったばかりだからか席はそれほど埋まっておらず、それでもカップルや女性同士で呑みに来てる人はいた。さすがに男性一人だけでここに呑みに来るのや居ないみたいだな。でも人が多くなるとテーブル席に座ってたら何となく気まずいので俺はカウンター席に腰を下ろした。
さっそくビールでも注文しようか。でも最初になんか出されるはずでしょ、おつまみみたいなのが…。ない。ないのかー!無いんだよな。こういう新しいお店は。仕方ないのでビールを注文しようと思って、もしやと思いメニューを見てみると、ビールが無い。マジで?じゃあこのお店ってやっぱり海外の映画であるようなカクテル系のお酒しか扱っていないのか。
しょうがないので最初はカシスソーダを注文した。それからおつまみに鶏肉を蒸し焼きにしてサラダとシーザードレッシングを掛けたような感じのおつまみも注文した。さすがの女のこの身体であっても、このジュースみたいなカシス系の飲み物では酔わないだろう。
さて、夕日が沈み始めても熱帯夜みたいな周辺の空気は冷めるわけでもなく、むしろお酒も入って身体からは汗がバンバンでる気がする。浜辺の方を眺めてみると、さっきと同じく別の家族で来てる人とかが帰ろうとシャワー室へ向かうのが見えた。中には中学生ぐらいの女の子同士で来てる姿もあっていい眺めでもある。
この砂浜には家族で何度も来た。夏と言えばそこで遊ぶ、お馴染みの場所でもあった。こう言うと変態かと思われるかも知れないが、実は妹が小学生高学年、俺が中学生の時にも家族で来た事があるのだが、妹の水着姿にもエロイ妄想抱いた事もある。血の繋がっているのは妹じゃない、なんて台詞もあったりするが、血が繋がっていても欲情する事もあるんだよ。まぁ、妹じゃなくて水着に欲情したってのが正しいが。
あの頃はなんだかんだ言って楽しかったなぁ、と考えていた。多分、自分自身の存在意義だとか考えなかった頃なんだろう。自分を抜きにして「まわりにある状況を全て受け入れて楽しむ」ってのが子供の特権だよな。大人になるにつれて人からどう見られてるのかとか常に考えるようになる。ここにいる女どももそうじゃないのかな。それがあると本当に楽しい事が楽しめなくなるもんだ。
という事を、白い砂浜が赤く染まっていくのを眺めながら考えていたのだが、あとで気付いたがその視線の少しずらしたところに男二人組みの奴が来てんだよね。言いたくないがそいつらは結構なイケメンでいかにもこのお店の雰囲気が似合う、って感じであった。ちょうどサーファー?とか水上バイクで遊ぶ連中がこのバーを利用するから、そいつらの仲間だろうとは思うのだが、俺が砂浜じゃなくて自分達の事を見ていたもんだと思ってるぽいんだよな。軽く手を振って「やぁ」みたいな事してんだよ。お前らじゃないっての。
俺はメニューを手にとって温かい料理が何かないか探してみた。ピザにスパゲティ…なるほど、ここの料理はイタリア料理がメインなわけか。ピザもスパゲティもお酒と一緒に注文するのは少し躊躇う。腹持ちがいいからお酒の領域が減るんじゃないかって思うのだ。そんで何かのお魚のマリネを注文した。
どうやらお店のベランダみたいなところにもいくつかテーブルがあって、夕焼けはそこが一番いい席だと思った。俺は注文していたお酒などを持ってそこへと移動した。しばらくすると店員は早速マリネを持ってきたので、カラになったコップを突き出してチャイナブルーを注文する。
砂浜にはもう家族ずれはいなくなっていた。どこからか仕事帰りの男女がスーツ姿で来ていたり、遅くに砂浜に着たであろうカップルが腰まで海水に使ってお互い抱き合ってる光景も見える。薄暗くなっていけば他の視線が気にならなくなるのだろう。そういう輩が増えるのはわかる気がする。そういえば片山とこの店にこればよかったなぁ、でもお酒を高校生が呑んでしまうのはどうか、などとも考えたりもしたりすると、先ほどこちらに手を振ってきてたイケメン野郎が自分が飲んでたお酒を持ってこちらにやってきやがった。俺は同じ様にベランダで酒を呑もうと二人組みが来たのだと安易に考えていたがやっぱりそうじゃなかった。イケメン二人組みは俺と同じテーブルに俺に無断で座りやがったのだ。
「キミ、一人で着てるの?待ち合わせ?」
そのどちらにしてもお前には用はないだろうが、などとツッコミを入れたくなる。ここで気合の入った美女なら「消えろ」などと言って蹴散らすのだが残念ながら俺はそんな度胸はない(だからコイツ等がきた時にドキっとしたわけだ)
「待ち合わせです」
ちなみにこれが精一杯の俺の抵抗だ。
「そ、そっか」
隣にいる少し年配のイケメン。こいつは年齢的には30は行ってると思うんだが、そんなのがこんなバーで女子高生ぐらいの奴を毎晩ナンパしてんのか。どうなってんだよ最近の日本はよぉ…。でも俺は逆にその男達の立場だと思うと、そんな事を毎晩してるのが羨ましく感じたりする。アダルトビデオではナンパモノもよく見るんだがあれは女優とキチンと契約してると解っていても、ついついリアルのナンパと混在しがちになるのだ。例えばこんな時にAVの中でナンパされてる女の子は軽々と男達へとついていくんだよね。
さて、俺が待ち合わせだと答えたからあいつらは元の席へと戻っていったがどうしたもんか。ご存知の通り待ち合わせなんてしてない。まぁいっか。
チャイナブルーを持ってきた店員の後ろから呼び止めてマルガリータも持ってこさせる。そしてトルティーヤも一緒に。夕焼けがベランダを照らしていてとても綺麗で、チャイナブルーの入ったジョッキもいい感じに輝いている。
と、こんな綺麗な景色を見ていてとても嬉しいのだけれど、やっぱりさっきから店内のカウンター席あたりからの視線がまぶしい…見てるし、さっきのナンパ野郎。俺が「人と待ち合わせしてる」ってのが嘘っぽく聞こえたのだろうか。本当に待ち合わせしてるかどうかチェックしてんだろうか?嫌だねぇ、こういう女々しい男って。でもこういう女々しい男ってのは几帳面だから意外と女にモテたりするんだよな。まぁ、中身男の女である俺からすれば几帳面=神経質な男だから、付き合っている時間に比例してこっちの自由がなくなり、精神的に追い詰められていくのを知ってるからお断りなんだがね。
そしたら突然、
「あら!」
なんか俺よりも5歳ぐらい年上の女がベランダに出てきたかと思うと、俺の方をみて指差して嬉しそうに言う。どっかで見たことあるか?覚えがないな…。向こうも向こうで俺の名前が思い浮かばないらしい。こっちは名前どころか、顔も…ん?もしかして、ヒナさん?
「え〜っと…誰だっけ、まひるまひるちゃんだ」
「ヒナさん?ここで何してるの?」
「そりゃ、待ち合わせよ」
「彼氏と?」
「まぁ、そうだけど」
ヒナが着てくれたお陰で助かった。ナンパ野郎どもは俺が無事友達と思わしき女性と一緒に居るのを確認すると、そのタイミングで会計を済ませて出て行きやがった。やっぱり俺の思い過ごしじゃなかったみたいだ。怖い怖い。
「なになに?今のイケメン二人組みは?」
「さっきナンパしてきたの」
「え、断ったの?」
「そりゃ断るよww」
断らないのかよ、さすが今時の女だけあるな…。
ヒナは俺と同じタイプのビキニ、ただし色は黒だったが、それを良い感じに着こなしてて下にはジーパン生地のハーフパンツを履いてた。多分その下にも黒ビキニがあるんだと思う。既に太陽は真っ赤に染まって沈みかけなわけだけど、ヒナはサンオイル塗っているみたいで、あの独特の甘ったるい香が鼻をくすぐる。本当に海に来たんだなぁ、って気持ちにさせる。それから俺のハワイアンブルーな色をしたジョッキを見て、自分のほうはカシスオレンジを注文していた。
まひるに会ってから色々考えたんだけど」と言ってヒナは今まで少なくとも風俗に通うお客には言わないような話を始めた。沈み行く太陽の景色がロマンティックに見えたからか、ヒナの話は詰まる事無くスムーズに話してるようだった。
「この仕事辞めたんだ。風俗の仕事」
「そうなんだ」
「風俗の仕事やる前に彼氏と付き合ってて、そいつがギャンブルでお金使いまくっててさ、借金が沢山あったのね。んで、そいつとは結局別れたんだけどさ、二人の名義で借金してたのもあるからさ、それを返すために風俗してたの」
ふむふむ。よくあるダメ人生パターンだな。
「その彼氏って、カッコイイの?」
「うん…。滅茶苦茶カッコイイけど、あ、ホストやってんのね」
あ〜…ダメ人生パターンのフラグ立ちまくりじゃないか。ホストにお金貢いで借金して借金返せなくて風俗か…。
「何やってんだろ、あたし、って思ってさ…」
いや、もっと最初のあたりで気付きなよ。
「借金はあと少しで返せるから。普通に仕事して返していくつもり」
「今の付き合ってる彼氏はギャンブルとかする人?」
「しない。全然。あ、でも見たら『あ〜…』って思うかも。ギャンブルしそうにないし、見た目真面目だし。ちなみにバツイチな人なんだけどね」
え…またちょっとヤバイ人生フラグ立ちそうだよ、ヒナさん〜…。
「あ、きたきた」
などと言ってヒナが手を振っている。向こうから結構いいガタイの…オジサン?年齢は40台ぐらいの奴がトコトコきてる。確かに真面目そうな感じは受けるけど、ヒナとそのオジサンの年齢が離れすぎじゃないか?
「この人があたしの彼氏のタクヤね」
もしかして苗字がキムラとかじゃないよね。タクヤ違いじゃ洒落になんないし。そのタクヤって言われてるオッサンは俺を見てかなりドキマギしてるみたいで、
「え、え、ヒナちゃん、この子は?」
などと言っている。
「この子が前に話してたレズの子wwwまひるちゃんねww」
おいやめろ…。なんて最低な紹介してんだよ。しかもオッサン、冗談でスルーしてないし、かなり真に受けて顔真っ赤にしてるし。
「あ、まひるちゃん、これから暇?」
「暇…といえば暇だけど、何するの?」
タクヤと3Pしない?ww」
「え?」←俺「え?」←タクヤ
「嫌。」←俺
「今日は非番だからタダであたしとHできるのに〜」
「でもタクヤさんはヒナさんの彼氏でしょ…」
「そうなんだけど、タクヤ、あたしとまひるちゃんのレズレズシーンが見たいって前から言っててさ」
ちょっとアルコールも身体を巡回し始めて火照ってきたせいか、ヒナが黒のカッコイイビキニ着てる時点で興奮スイッチがオンになったんだけどね。というワケで、
「じゃあ…タクヤさんは見てるだけならいいよ。あたし、彼氏いるから他の男とはエッチしたくない」
「え?いいの?!やったね〜タクヤ!」
「(ごくり)」←タクヤ
それからヒナは次から次へと注文。呑んだり食べたり話したりをして随分と楽しんでいた。女ってのはラジオのスピーカーの様に話してくれるから相槌うったりしてるだけで時間が過ぎて楽だねぇ。その時タクヤはどうしてるかっていうと、ずっと俺やヒナのビキニの辺りをチラチラと見つめてた…。
辺りは夕闇に包まれていて、松林の隙間からは涼しい風が頬を撫でて通っていく。深夜でも遊泳は許可されてはいる。ただし自己責任ではあるけれど。なので、砂浜には照明が照らされてて、俺とヒナとタクヤは砂浜から少し離れた所に岩陰があって、あまり人目が集中しないであろう場所にビニールシートを引いて座った。
「じゃあ、タクヤは見てるだけだからね!」
と言って、俺とヒナが寝転がるシートとは少しはなれた場所にタクヤを見物客として座らせてから、ヒナは俺に交わり始めた。なんか人が見てる前でエッチな事をするというのはかなり…変な気持ちになるな。
「えと、指とか入れちゃってもよかったっけ?」
「いいよ。もう処女じゃないし」
「お。オメデトww」
ヒナは俺の後ろに座ってて、俺は彼女の股の間に尻を入れるような感じで座る。それで彼女は後ろからおっぱいやらを触る。片山が触るのと女が触るのとでは触り方が若干違っていて、触れてるか触れてないかというような触り方をする。それはそれで気持ちいい。ヒナの手が俺のビキニの肩紐から撫でるように降りてきて、胸をムニムニと触る。いつの間にか、ビキニの肩紐は外されててピンク色の乳首があらわになってる俺のおっぱい…。
「おっきい、凄いおっきい」
その様子を見てるタクヤは水着の上からでもわかるぐらいにガチガチに勃起してるみたいだ。既にこの段階でそんなに興奮してんのか。レズが好きな男というのはちょっと理解に苦しむな。
「ねね、タクヤにおっぱい触らせてあげれる?」
「え〜…まぁ、いいけど」
ってか、ヒナは自分の彼氏が他の女のおっぱい触ってる状況で何にも感じないのか?
「い、い、いいのかい?」
凄い声を裏返しながらタクヤがこっちに近づいてきて俺のおっぱいを人差し指でツンと触る。むにゅ、と形が変わる。それから今度は手の平で胸の持ち上げるように触る。震える指で乳首などをツンツンと触りながら。それをやられると少し感じてしまう。
「んっ…はぁ、はぁ…」
気持ちよくなってきて息が荒くなる俺。そこへ背後から耳たぶあたりを軽く唇で挟むヒナ。耳の後ろはかなりの性感帯なのである。「あん」とかやらしい声をあげて身体をピクリと動かしてしまった。そこへ興奮したタクヤが俺の唇にキス。
をしようとしたので奴の顔を手で止めた。
「ダメでしょ」
「そうよ、なにやってんのよタクヤ!」
ヒナに怒られて「ごめん…」と渋々引き下がるタクヤ
それからヒナはさっきまで耳たぶやら首筋やらにキスしてたんだが、それから俺の口に目掛けて激しくキスし始める。ヒナの唇の柔らかい感触を久しぶりに味わう俺。その間にもヒナは片方の手で俺の下半身に手を伸ばしてビキニの隙間から指を突っ込んできてクリトリスやらのあたりを触る。キスとクリトリス刺激の2連…じゃなかった、タクヤがおっぱいを触っているので3連攻撃でアーッ!って感じになってきたぜ。そしたら、さっきまでヒナの唇が俺の唇と重なっている状態だと思ってたら、もう一つの唇が俺の乳首をちゅっちゅしてるじゃないか。ヒナさんは2個も口がついてるのね、などと感心してたら、タクヤ
見ればタクヤの奴が俺のおっぱいに顔埋めて乳首をちゅっちゅ赤ちゃんみたいに吸ってやがるんだよ、このクソオッサン!
「ちょっと、タクヤ…」などと何故か俺も呼び捨て。
「え、だって、触ってもOKって」
見ればタクヤの涎が俺のおっぱいから糸を引いて…うわぁぁ。
「え〜…。舐めるのも触るうちにはいるのぉ?」
などと俺がぶーぶー言ってると、
「も〜。細かい事を気にしない」
とヒナが俺の後ろからおっぱいを揉み揉みする。
ヤラれてばかりではアレなので、今度は俺がヒナにご奉仕をする番である。ヒナをシートの上に寝転がせて、俺が上から覆いかぶさる。唇から首筋、耳などにキスの嵐。どうや、ええんか、ここがえんんか!それからビキニを取って乳首をちゅちゅちゅっちゅっちゅっちゅちゅ。にへへぇ。これだけでは終わらんぞ。次はそのまま舌先を乳首からお腹、へそ、そして黒ビキニのパンツまで走らせる。最後は黒ビキニのパンティーをかるく咥えて、口でずり下ろす。がるる…。
「あはははっ」
器用に口でビキニを脱がした俺を大笑いするヒナ。その笑いが萎えちゃうんだよなぁ…。などと残念ムードになってると、後ろからタクヤの馬鹿がまた俺の肩から、おっぱい、と触って、それからまだ脱いでないパンティに手を掛けやがる。
「脱がしてあげるよ」
と息を荒くしてタクヤが言う。いや、子供じゃないんだから一人で脱げる。
「あ…パイパン…なんだね…子供みたいだ」
なんだとぉw
何を思ったかタクヤの奴は俺の股下に顔突っ込んで、俺のアソコとケツの穴をぺろぺろと舐めやがった。すいません、すごい気持ちいいです。俺はヒナの身体の上に覆いかぶさり、それからヒナの唇を吸った。その間にタクヤが俺のアソコ、それからお尻の穴やら…たぶん、ヒナのアソコも舐めてたような感じだ。不器用な舐め方で片山よりも下手糞ではある。この男本当にバツイチ?女とセックスするのは始めてじゃないのかな?
俺はタクヤの馬鹿がチンコを入れそうな雰囲気だったので、激しくキスしてくるヒナから唇放すと、「タクヤ、あたしのアソコに入れたら殺すよ」と警告しておいた。
「指は…ダメ?」
ってか、そういいながらクチュクチュと指で俺のアソコのを…。
既に触ってるんじゃねーか!
「え、っちっ、ちょ…触ってん…じゃん」
指が膣内に入ってきた。細い感触だけどチンコが入ってくるみたいな気持ちよさが背筋に走る。でもこのままいけばマジでタクヤはチンコ入れてきそうな感じだったので、俺はハメられないようにタクヤと向き合う格好に身体を反転させた。よく考えたらこの状態でヒナの顔の上に俺のマンコがあるわけだから、マン汁がヒナの顔のぽたぽたと落ちたみたいだ。
「あっ、まひる、顔面シャワー食らわさないでw」
気持ち良いからヒナの顔の上に座ろう。
「ほら、これ、手に塗って」
そういってタクヤが手渡したのは、たぶんローションだろう。それがポタポタとヒナのお腹に落ちるぐらいに大量に俺の手の平に広げる。コレをどうすりゃいいんだ?胸に塗るのかな?と、俺はそれを胸にぺたぺたと塗った。
「あ、違うwそうじゃなくて…それで俺のチンチンを擦って欲しかったんだ」
「えーッ!」
なんでお前のオナニー手伝わなきゃならんのよ…。
「あ、でもそれもいいかも…」
「え?んっ」
タクヤが俺の身体を抱きしめると、俺のおっぱいをタクヤの胸板に擦りつけ始めた。ぬちょぬちょと音がして、二人の胸の間にローションが糸を引き始める。そのままタクヤが俺の手を取って自分のチンコを握らせる。しょうがない奴だな…。俺はタクヤのチンコ皮を剥いて思いっきり「にゅちゅぬちゅ」と音を立てながら手コキマッサージを施す。
「あっヤバ…イキそ」
ってタクヤが言うのでそこで寸止め。
「これをヒナさんに入れるんじゃないの?」
「うん」
俺はタクヤのチンコをヒナのアソコにあてがった。そのまま体重を掛ければチンコが挿入されるように。そしてタクヤがやはり体重を掛けてきて、チンコがヒナのアソコに飲み込まれていく。
「うわー。入っちゃった」
などと感心してると、またタクヤが俺の細い身体を抱きしめながら腰を降り始める。ぬちゅぬちゅとヒナとタクヤの恥部が摩擦する音、それから俺のおっぱいとタクヤの胸板の辺りからローションのイヤラシイ音が周囲に響き渡る。さっきまで俺のマンコを舐めてたヒナも喘ぎ声を出し始めて舐めるのを中断した。初めて男と女がセックスしてるのを第三者視点でナマで見た。
「ああっ、イクっ!」
タクヤ。そのままヒナの中で出しやがった。
「はぁっはぁっ…」
と、タクヤは俺のおっぱいの谷間に顔を挟んで余韻を楽しんでるみたいだ。さて、そのタクヤの顔を引っぺがして、ヒナ姉さまはどんなお顔をしてるかと見てみれば、俺のマン汁で顔中をベトベトにして顔を真っ赤にしてる。イッたのかな?そしてズルりとヒナの中からチンコを引っ張り出したタクヤは満足気な表情。おもいっきり子種汁がヒナのアソコから出てきてる。AVで中出しもの見たけど、それよりもちょっとねばりっけが強い精液だな。
「うわ〜…中出しして大丈夫なの?」
と俺は聞いてみると、
「大丈夫、あたし、タクヤと結婚するの」
そりゃおめでとう。
「じゃあ、せっかくだからまひるちゃんもタクヤとセックスしとく?」
なにがせっかくなんだ。冗談でもそれは言うなよw
「嫌です」
「でもまだ満足してないでしょ?」
「そりゃあ、確かに…」
「じゃあ、タクヤが下に寝転がって、あたしがタクヤの上に騎乗位するからさ、まひるタクヤの顔の上に座りなよ。リアルスケベ椅子だよw」
スケベな事をする為の椅子じゃなくて『スケベな椅子』ですね、わかります。まぁ俺はお言葉に甘えてタクヤの顔の上に座ってバター犬よろしくアソコを舐めまわしてもらう。クリトリスやら尿道やら膣穴などに舌が動きまわるたびに身体をぴくんぴくんさせる俺。それを「かわいい〜!」と言いながら、腰を振りながらキスをしてくるヒナ。
それからさっきまで指一本で膣穴に突っ込んでたタクヤが、今度は2本指を入れてきやがった。普通にチンコが入ってるぐらいの圧迫感がする。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
タクヤの指の動きに合わせて喘ぎ声が出てしまう。その声が大きい、だとか言われてるみたいにヒナが俺の唇を唇で塞ぐ。少し唇を離すと涎が人を引いて下に落ちた。見ればタクヤがさっき中に出した精液がヒナのアソコからタクヤのお腹にこぼれてる。こぼれてますよ、奥さん。
タクヤは暫くそうして続けていたが、俺の膣から指を離すと、そのローションやら愛液で濡れまくった手でヒナの細いウエストを掴んでガンガン突き上げる。またイクみたい。
そして音が聞こえそうなぐらいにヒナの膣内に出してた。
初めて女の人がイッたのを見た気がする。放心状態で寝転がっているヒナの唇に俺は唇を重ねて、吸ったり涎をたらしたりした。「んん…」などというだけで反応が鈍いヒナ。これがイッたという状態か…。
さて、最後は海の家にてシャワー室(一人用なんだけど)を3人で入り、俺とヒナはお互いの身体を洗いあった。それを羨ましそうにタクヤが見ていたので仕方なくもヒナの提案でハーレムソープ乳挟みをやってやった。
「ねぇ、ヒナさん」
「ん?」
「今度、あたしの彼氏にも今回みたいな事やってあげてよ」
「へ?」
タクヤだけ大満足、で終りじゃダメじゃん」
「わかったわかったw3Pね」
「えーッ!」←タクヤ
「いや、『えーッ!』じゃないでしょ」
ったく、自分は他人の女に手を出しておきながら、自分の女が手を出されるのがダメってのは理不尽な話じゃないか。俺はそう思ってタクヤに足蹴りを食らわせた。さて、今度は片山とヒナと俺で3Pするか。