8 初エッチ 3

「痛くしないようにするよ」
美東は真面目な顔をしていった。俺の愛想笑を気付いてたのか。
美東の顔が俺の股の間にある。それから電気が走るような快感の後に、舌の感触が伝わってくる。最初に膣穴やら尿道やらに舌が当たってるので、もうちょっと上、つまりクリトリスを触って欲しいと思って、俺は「もうちょっと上がいいです」と言っていた。
「このあたり?」
美東の舌が俺のクリトリスの表皮の上から動いてる。なんだか気持ちいい。背筋がゾクゾクするような気持ちよさがある。バター犬に舐めさせる女がいるというが、気持ちは解らないでもない。美東は犬ではないけれども。
「けっこう濡れてきたよ」
「ほんと?」
「うん。あ、でも、俺コンドーム持って来てない」
どのみち妊娠しないから無くてもいいのだけれど。俺はベッドの横においてないか見てみたけど。それほどサービスはよくはないみたいだ。何も置いてない。しかたない。
「なくてもいいよ」
見てみれば、今のやりとりをしてる間に美東のアソコは萎えていた。ここでまた勃起させるのが俺の仕事だな。俺も女とエッチしたことはないので、これで勃起するかは解らないけども。
再び俺は美東の唇に唇を重ねた。今度はディープキスだった。裸の男女がベッドの上で抱きあって、お互いの唇を吸いあう。そんなのをやってたら男なら興奮するだろう?しないかな?
でも俺の読みは当たって、美東のアソコは全開になった。