8 初エッチ 4

それからどうしたらいいんだっけ。
俺は美東の勃起したアソコを前にして、どういう体位で挿入したらいいのか迷っていた。普通アダルトビデオとかだと、正常位で入れるんだけど、あれはエッチ経験が多い人がやる体位なんじゃないかって思ってたから。どうやったら処女が痛くない体位なのか、迷っていた。
「ゴメン、俺、セックス初めてだからどうやったらいいのかわかんない」
「あたしも…」
「正常位がいいのかな?」
「美東くんがしやすいのでいいよ」
「あ、うん…」
やっぱり正常位でエッチする事にしたみたいだ。
美東は腰を俺のアソコにあてがって挿入する姿勢をとったんだけれどもなかなか入らない。俺のアソコの入り口付近で美東の亀頭が動いてるだけだ。
「なかなか入らないな。っていうか、硬い」
「硬い?」
そういえばもうちょっと濡れてないとダメか。そうは言っても意外と愛液って沢山出るものでもないみたいだ。とりあえず提案。
「ローションつけたら入るかもしれないよ」
「ローション?どっかに置いてたかな?」
備え付けの奴があるかは微妙だ。やっぱりコンドームも無いみたいだし。
「あ、こっちに販売機があるよ」
美東がいたところはテレビやらパチスロのようなゲーム機器が置いてある場所だった。その下に小さいタイプの冷蔵庫の形そのままのものが置いてあった。中にはローションやらバイブやらローターやらが販売されている。
「よし、買ったよ」
さっそく使用。
俺のアソコには美東が塗りたくってくれた。ちょっと中のほうにまで指で丁寧に塗ってくる。それから今度は俺が美東のアソコにローションを塗る。ベッドにはお互いのローションがポタポタとシミを作る。
「これでいいかな?」
完全に勃起してる美東のアソコを両手で包みながらローションを塗りたくった。
美東の顔は高揚している。
「そろそろ入れる?」と聞くと「う、うん」と言いながら、美東は俺を強く抱き締めて、それから唇を重ねてきた。お腹の辺りに美東のアソコがペタっとくっ付いた。