11 コスオタ 6

ブサ男の太い指が太ももから水着の裾のあたりを出たり入ったりする。時々水着に指を突っ込んでみたり、抜いてみたりしながらも着実に俺のクリトリス及び尿道から膣にいたるまでの距離を縮めつつある。
「ああ!ああああ!こんなに濡れてるよ!嫌らしい子だね、ふ、ふひっ」
と言い出したのはブサ男だ。
濡れてると言って見せつけられた奴の指はどうもボディシャンプーがついているだけで濡れていると言えば濡れているのだが、それが奴が意味している「愛液」がついているとは思えない。ちょっとだけついてるかも。
「こ、このまま、このまま素又でいいかい?」
ブサ男が耳元で言っている。
素又ってアレか、太ももで挟む奴かな。
ブサ男が屈んでチンコを俺のまたの間に入れてくるので、俺はそれを水着越しだが挟んだ。と言っても、これは相当長いチンコじゃないと挟んでも先のほうが見えないんだが…。彼のチンコはお世辞にも長いわけでもないし、太いわけでもない。
「ち、違うよ、ほら、こうやって手で包み込んで」
ブサ男が俺の手を自らのチンコに誘導して、先の方を掴んでと言っている。
仕方なく俺は奴のチンコを手で包むようにつかむ。
次の瞬間、奴は今までどこにそんな体力があったのかって言うぐらいに激しく腰を打ちつけてきた。ぱんぱんぱん、ぱんぱんぱんと。俺は途中で手を話してしまったけど、ブサ男は喘ぎ声をあげながらぱんぱんぱん、ぱんぱんぱんと、俺の股間で自らのチンコを擦った。よくまぁこのスクール水着の生地にこすりつけて痛くないな。片方の手は俺のおっぱいに、もう片方はお腹のあたりに置いて、激しく腰を打ちつけてきて、周囲にシャボン玉が飛んでる。
「あぁぁ!いく!いくよ!」
俺は興ざめしているのをよそに、ブサ男は顔を真赤にしながらサルみたいに腰を打ち付けている。どういうリアクションすればいいのかな、俺はこいつと一緒に喘ぎ声は出したくないぞ。なんか派手にストリートパフォーマンスをしてて周りをドン引きさせてる芸人を見るみたいに、俺はちょっと呆れた顔でブサ男のほうを振り返った。
「まだ?」
「もうちょっと!」
「キスして!キスして!」
どうやってキスするんだよ、俺は背中を向けてるんだぞ。
ブサ男が口をとんがらせて近づけてきた。
仕方ないのでそれに軽くキスすると、
「うあああああああああああああああああああ!ああああ!ああああああああああああああ!あああああああああああああああああああ!」
と叫びながらブサ男は射精した。
うるせぇ…。