12 キャスト・アウェイ 6

イッてからぐったりとなる日和。そのままテントに寝転んでいる。
その間、俺は顔とかについた日和の精液を「きたねぇきたねぇ!!」と言いながらティッシュで拭きまくった。
「はぁはぁ…やべぇマジで気持よかった。女の子にイカされるのって気持良すぎて、体力が奪われる感じがするな…はぁ」
とか言ってる日和の横に来て、「んじゃ、次はあたしの番だね」と言った。
「ん?」
「ん?じゃないでしょ。さっき自分がイッたあと、続きをするって言ってたじゃん。だから手伝ってあげたのに」
「続きって?」
「おい!あたしのあそこをぺろぺろするとかいう『続き』だよ!」
「えー。なんか俺、今、すげぇ疲れてるんだよな…っていうか、なんだろ、悟りを開いた感があって何もしなくねぇんだよな」
「このクソ野郎!続きをしろ!もう親に、」
「よし、続きをしようか!」
ったく、ひとり賢者モードに入ってんじゃねーよっての。
俺は日和の隣に寝たまま、マグロ状態で日和の前戯を待った。
さっきと同じ様にビキニの上から胸さする日和の手。暖かくて気持ちいい。「さっきのやって」と俺は日和の前に座るような形で、後ろから日和の手が俺の胸を触る。背中に日和の温かい肌の感触があって、さらに腕や手の感触が前からもある、そういう『どっちからも触られてる、触れられてる感触』がとても気持ち良いのだ。
賢者モードとか言ってた日和ももう復活しているみたいだ。背中に勃起しているイチモツが当たってる感じがある。
日和の手がビキニのブラを外そうとする。うまく外せない。俺が手伝って外す。今度は直接胸に日和の掌が当たる。その掌の上から俺は手を重ねて、こんな感じに揉んで、と言わんばかりに上下に胸をさする。
気づけば日和の掌の中で乳首が立っていた。
その乳首を日和は興味深そうな感じで引っ張った。
身体に電気が走ったような感覚になる。
「ちょっと…」
「ああ、ごめん。やさーしく触るんだったな」
今度は指先が乳首を触れるか触れないかのようなところで動く。ああ、上手上手。そうそう。気持ち良い。
「んんんっ…」
「気持ちいい?」
「うん」
あ、俺、なんて甘ったるい声出してるんだ…。日頃の俺のイメージが全然ガタ落ちしてるじゃんか。まるでエロゲの中の女みたいに、俺は日和の腕の中で甘えるような、甘ったれた声を出していた。