20 そうだ、ラブホテルに行ってみよう!

さて、デート当日。
何を着ていけばいいか迷ったのだが前回と同じような感じにするが嫌だったのでキャミソールにジーパンという普通な感じにした。髪は相変わらず学校の時とデートの時とでは違ってリボンの髪型にしてみる。そうして鏡の前に立ってみるとなんとなくスポーツでもやってそうなさっぱりした印象を受ける。よくよく考えてみると今の感じって妹がこの頃によくしてた格好に似ていた。キャミソールは制服の下はそれだったし、学校から帰ったらブラウスを脱ぐだけで普段着になり面倒臭くないのだろう。無意識のうちにそんな格好を選んでしまったのだろうか…。変えようとふと思ったけど、やっぱりそのまま行く事にした。
妹みたいな格好にしてしまった片山はちょっと違和感を感じないだろうか?顔は全然似てないから大丈夫か。
やっぱりその日も駅前で待ち合わせ。
片山の本日のコーディネートはまたしても俺が17歳の頃には着なかったタイプの奴だが、これは母親が俺の為に買ってきてくれたんだがなんとなくかっこよすぎて自分には似合わない、って勝手に思って着なかった奴だった。俺はデパートなどのマネキンが着てそうなものをそのまま着用する事に違和感覚えるのだった、とくに17歳のこの頃は。ちなみに格好のいい服ってのは意外と身体にフィットするタイプが多くて、普段からそれを着てるといいのだがたまに着ると新品の靴を履いたときみたいな違和感を覚えるのだ。
「ちぃーっす」
などと二人は普段の挨拶を軽く交わした。片山は俺のほうをじっと見て、
まひる、着る服で印象全然変わるんだね」
「え?そう?どんな印象になったの?」
「ん〜…なんだろ、かっこいい感じ?」
「ほほぉ〜」
などと話をしながらも早速映画観へと歩みだす。
今日見る映画は「狐目男と猫背女」というタイトルで内容としては泥棒の狐目男がある日入った民家で猫背女と出会って、ふとしたことから人質として女を連れ去る事に。警察に追われていくうちに何故か二人の関係が近づいていき…という邦画でありがちな展開。当時は日本でハードボイルドな若者向けアクション映画が珍しかったので俺もこの映画は後でビデオ屋でレンタルした覚えがある。何故この映画をチョイスしたのかっていうと、他の映画は子供向けばっかりだったからだ。
映画館に入って最初の楽しみといえば、ポップコーンを買う事だ。ここで売ってる奴はスーパーなどにあるのとは違ってキャラメルがまぶしてあってとてもいい風味がそのフロア中に漂ってくるほど。片山がチケットを買っている間に俺は早速久々のポップコーンを買うために列に並んだ。クラスの奴は居ないだろうな…?
「ここのポップコーンがうまいんだよね」
などと言いながらチケットを買い終えた片山が傍にきた。
「キャラメルがまぶしてあるやつでしょ、あれ、おいしいよね」
「久々に食べるなぁ」
そういえば俺もかなり久々となる。最後に映画館に行ったのはいつだったかな?5年前ぐらい?いや、そこは驚くところじゃないだろ。俺はこう見えても家と電気街の往復なんだから映画館に行くなんて発想は無かったんだよ、それが彼女なし友達なしの男の思考回路って奴さ。仮にも映画館に行きたいとか思ったとしよう、なら最初に誰と?って思うだろうし、じゃあ一人で行くかって事になれば周囲の目がキツイ。そこまでして精神的な苦痛を味わいながら映画を見るのか?だったらビデオ屋でレンタル出来るまで待つだろう?
さて、そろそろ映画のスクリーン開場となって子供向け映画に長い列を作ってた親子連れの連中が便器の中心に流れるクソとトイレットペーパーのごとく吸い込まれるように消えていった。あとちらほらと残された人も、何故かあまり人気の無い日本映画のスクリーン開場となって同じようにポップコーンのいい香りを周囲にばら撒きながら入っていった。
最初はコマーシャルなどが流れてて少しだけ明るかったフロア、次第に暗くなっていく。映画が始まる頃になると俺も片山もポップコーンうめぇwwなどと言いながらも完全にそれらを平らげて、後はジュースをちゅっちゅと飲んで映画開始を待った。
この映画の二人の主人公は映画が終わってからの2年ぐらいして、実際に結婚している。狐目男を演じる男優は原作にあるほどの狐目であるわけでもなく、まぁ普通な顔はしているのだが、それでも他のハンサムな俳優と肩を並べて立つと見劣りする。だから競演した猫背女との結婚はブサ面男達にとってはインパクトはあったのだと思う。
ストーリーは進んで狐目男と猫背女の激しいラブシーンとなる。純情そうに演じていただけあって、それとエロい女優とのギャップが観客席の男達にテントを晴らせているだろう。俺もこれで何度か抜いた事もある。さて、片山はというと、やはりテントが…!俺はホラー映画を見るときにカップルが手を繋ぐようりょうで片山のジョイスティックを掴んでみた。
「おっ!」
片山が小さな悲鳴をあげる。
「おぉ…凄いことになってるね」
と、俺は片山のテントを触りながらニヤニヤする。
「ちょっ…待て待てw」
「うへへ」
少しからかって後、手を離す。だが片山は今回は少しグレードアップしていたのだ。今度は俺の番だ!とでも言わんばかりに片山の手が俺のジーパンの股間部分、しかも上のほうからズボンの中に手を滑り込ませてマッサージだ。
「あっ、んう…ちょっとw」
まひる、スクリーンから目を離さないで。俺が自慰を手伝う!」
「え?え〜、いいってw」
片山の指が割れ目の上をなぞって動く。多分クリトリスの位置はわからないんだと思う。指はクリちゃんから膣穴までの間を往復、クリちゃんの上を通過するたびに…やべ、パンツが濡れてきた。
俺は片山の動いてる腕を強引に押さえて、
「まって!まって!」と牽制。
「どした?おしっこ?」
「パンツが濡れてきちゃった」
「あ、ごめん」
そんな会話をしていると後ろのほうから明らかにわざとらしく咳き込む声が聞こえた。「お前ら、うるさい」とでも言わんばかりの咳き込みである。さて、この辺りでカンベンしてやるか。
そして映画のストーリーは進んでいく。
この映画の好きな部分は、ヒロインの女が最初は全然おとなしくて言いたいことがあっても言わない、そんな奴だったのが、狐目男と一緒にいるうちに次第に自分を解き放っていって、命を掛けて狐目男を守るようになっていくところだ。映画評論家達の中にはこれを「日本の女性の社会進出を体現した映画」などと揶揄したりしたが、俺はそうは思わないね。猫背女はごく普通のOLで日々の緊張感のない生活にも満足していて、それこそ無理やり非現実な空間へと引っ張り出されたような展開になったわけだけど、そんな中で奮闘していく女性を見れば、社会進出を揶揄するなんて思うんだろうけどさ、俺はそうは思わないね。女にも男にも、この世の中の事にどうでもいいよ、なんて思いながら生活している奴は沢山いる。そいつらが人生でたった一度だけ、本気になった瞬間、それを映画にしただけだと思うのだ。原作者がそう考えて作って居なかったとしても俺にはそう受け止められたね。
映画を見てる奴にどれだけその映画に感情移入して「映画だからこんな展開なんだ」なんて思わない奴がいるだろうか。本気になる瞬間は誰にでもあると思う。俺は今がそれなんだ。俺は17歳の自分を幸せにする為にいまこうやってこの時代にいる。その目的は決して「映画みたいな」叶えられない夢じゃない。今までの俺は30歳まで生きていた俺は何もかもを諦めて生きてきた。でも今の俺は諦めてない、何もかもを諦めてない。
そうそう、こうやって映画を見終わったらさ、ファーストフードの店でお腹を満たして、真昼間っからラブホテルに行くんだ。やっと俺の目的が叶えられる。それに対する期待で胸がわくわくしてきた。
「面白かったね」
片山が映画のエンドロールを見ながらいう。
「うん」
「なんか、映画の主人公、俺みたいだ」
「え?」
「俺みたいな奴がまひるみたいな可愛い女の子と一緒にいれるなんて」
俺は嬉しかったがお決まりの、軽くエルボーを片山の懐に入れる。
「おせじ言ったって何も出ないよw」
二人はそのままファーストフードの店に向かう。
俺はそういう店ってドライブスルーからしか入ったこと無かったなぁ。店内で並んで買うなんて信じられなかったよ。それだけ人混みに紛れるのが嫌いだったってか、場違い?っていうのかな、俺という人間がそんな人達の中にいて「こいつキモー」とか思われたりするのが嫌だった。
片山もやっぱり俺と同じ心境なのか、そわそわしている。場違いだなんてないぜ、お前は彼女とデートしてんだろ。胸張ってればいいんだよ。と考えながら俺は普段からやってる「片山の懐に肩をそっと沿わせる」アクションをとった。そうしたら片山は俺の軽く抱いてくれる。いつもそうしてるように。
普段からテリヤキ系が好きだったので二人とも同じようにそれを注文して「テリヤキバーガーうめぇぇwww」などと言いながらお腹を満たした。
さて!お腹を満たしたらオナニーしても精液の飛びが良い様に性欲もアップしてるはずだ!
「これからどうする?」
という片山の質問に、
「その…そろそろ今日のメインディッシュに行きます?」
「め、めいんでぃっしゅ…まさか、」
「うん…らぶほ」
「お、おう…」
時間はまだお昼、ラブホに行くにはまだまだ早い時間だった。
俺がビジネスホテルと間違えて入ったラブホの前にも駐車場にも人は殆どいない。デリバリーヘルスを真昼間に利用する客か、またはそういう系統のお店の奴の車などがたまに駐車場の前を通り過ぎたりを繰り返している。
「ここってラブホテルだったんだ」
片山があの日の俺と同じような事を考えているみたいだ。確かに田舎のラブホテルっていうのは街から離れたところ、車で通りかかると満室だとか空室だとかの電工掲示板がたまにあったりして、まるでお城みたいな作りをしてたりして、子供はそれを見て「ここは何するところ〜?」などと親に聞いてみて親はあせって「まだ知る必要はない!」などというものを連想させる。逆に街中にどんと構えているのでビジネスホテルだと思われて入りやすいかなぁ?
「じゃ、じゃあ、いこっか」
俺は少し緊張しながら片山の手を引いてホテルの中へ。最初のフロアには大きな画面があって、部屋番号と部屋の内装が映し出されている。それから一つ、気に入る部屋を選ぶのだ。
「どれにしようかな…」
片山が手元のタッチパネルを操作して部屋を選ぼうとするのだが、どれも高校生のお小遣いからぱっと出せるような値段ではなく、最低でも4000、高いものになると7000とか…。このホテルの看板は会社に行くときにデカデカと駅前に飾ってあったが「4000円で宿泊可能」とかの売り文句が出てた気がする。4000円で休憩の間違いじゃないか?とか考えているうちに片山は部屋を決めたみたいだ…ってあら?何その高い部屋ww片山が選んだのはスィートの6000円。もっと安い奴にしろよ…。
「え、高いんじゃないの?」と俺。
「やっぱ…最初だから、いい部屋にしようよ」
そ、そうか。俺の事を気遣ってくれてるのか…。
「そ、そう…。じゃあお言葉に甘えて」
それから二人はエレベーターで指定の階へ。
何か話そうと思ったけど二人とも無言になる。無言になると緊張してくる。別にそんなに緊張する事じゃないはずなのに。あれから色々といやらしい事(ペッティング)はしてきたはずだから、何をいまさら恥ずかしがってるのとか言いたくなるんだけどさ、このホテルの雰囲気がそうさせるからだろうか。エレベーター前のフロアの内装は豪華だし、さっきの写真を見る限りは高級ホテルを思わせる部屋だったし、
「あの」
突然片山が口を開く。
「ん?」
「俺、セックスは始めてなんだ。童貞なんだ」
あれ?それって前に言わなかったっけ?そんなの当たり前じゃんとか思ってたんだけど、片山の認識では俺にはまだそれを話してなかったのか。まさか「え?童貞?ちょっと待ってよ!童貞が許されるのは小学生までだよねーwwww」なんて事を俺が言うとでも思ったのだろうか?とりあえず考えていてもしょうがないので答えねば。
「あたしも、処女です」
いや、それは前に言ったか。なので続けて「どうぞ、お手柔らかに…」
「あ、うん、痛くないように努力するよ」
緊張した二人は廊下をそのまま進んでピコピコとランプがついている部屋番号の前に。そこが片山が選択したスィートだった。二人が部屋に入った後に後ろのドアがカチンと音を立てて鍵がしまる。片山は気になったのかドアを開けようとする…のだが、やっぱりドアは開かない。お金払うまで開かないぜ〜。
「おぉぅ、鍵が勝手に閉まった」
「お金払うまであかないんじゃないのかな」
と、俺は料金支払いパネルを指差す。
それから二人はまるで旅行に来た時にホテルの部屋を散策するみたいに、スィートの部屋を散策した。まずベッドの上にぽんと俺は飛び跳ねてのってダイブしてみたり、あまり使わないであろう化粧部屋の高級そうなヘアコロンやら?を一つ一つ手にとって見たり、それからお風呂に何故かスケベイスが置いてあって、「これって何をするの?」などと俺はそれに座ってみたり、それから部屋の照明がとても綺麗になる仕掛けのボタンを押してみたりした。
片山はテレビの隣にあるパネルが気になっていたみたいだ。そういえば俺がこのホテルに来たときにはこのパネルは無かった気がしたが…何のパネルだろうか?ピコピコと押しているうちに、ピザやらジュースやらを注文できる画面が開く。あぁ〜注文用の画面なのか。片山はさらにピコピコと画面を操作するのだが、突然気になるものが画面一面に表示されるのだ。
表示されたのは様々なコスチュームを来た女性だ。これって…コスプレてやつか?でもコミケなどで見るような明らかにアニメって感じのコスプレではなく、中華服だとか看護婦の服とか、学生服(なぜかうちの高校にそっくりなんだが…)、ブルマにスクール水着、バニーガールまである。片山はその中から気に入ったものを選んで拡大表示していく。俺にとっても気に入るコスなわけだが、
「ど、どれか注文してみていいかな?」
「え?」
「あ!ごめん、嫌ならいいよ」
「いいよ、いいよ全然。お金が大丈夫かな、って思って」
でもまぁ、一つ300円でレンタルだろ、安いもんだな。
「大丈夫大丈夫、えと、じゃあ…」
片山が選んだのは…やっぱり俺が一番気に入ってるスクール水着かよwwwこの変態野郎めwwしかもそのスクール水着は高校の授業ではお目にかかることは無い旧式タイプの奴でマンコの部分がポケットみたいになってて、上から手を突っ込めるようになっている。ちなみに手を突っ込む為にそのポケットがあるのだと俺は心から信じている。サンタの存在を信じてるみたいにな。
注文確定の画面でボタンをポチポチ押して進めていく片山。少しあせっているみたいだけど、一瞬、なんかえらい数のコスチュームがずらりと並んでた気がするんだが…。
「あっくん、いま一瞬、沢山コスプレ衣装が出なかった?」
「…なんか嫌な予感がするな…」
片山がパネルを操作して注文履歴を見ると…。
確かに片山が選んだスク水はあるんだが、それ以外に沢山…ってか今までパネルで詳細を見た奴が全部注文履歴に残ってる!!チャイナドレスとかパーティドレス?学生服、バニーコスチュームもあるぞ!!!
「うわぁ…」←片山
「ま、まぁいいんじゃないの。一つ300円だし」
「う、うん」
椅子に腰掛けて一息、
「まだコスプレこないね」
「うん…。あ、シャワー行ってくる?」
む。シャワーって一人で浴びるものだっけ?あ、そうか。この頃の俺の認識だとドラマなどで女性が先にシャワーなどを浴びていく描写があったか。でもその後にエロゲなどを繰り返してきた俺は、女性が一人でシャワーを浴びるという事が殆どない事に気づいたのだった。
「一緒にお風呂入らない?」
と俺が切り出さなければ片山はこの間違った認識のままにこれから生きていかなければならなくなるのだ。ここでラブホでは男と女が一緒にシャワーを浴びるという真実を教えてあげねば。
「いいの?」
「いいよ、全然w」
そして二人は化粧室(お風呂の手前)に入る。ここでたた黙々と服を脱ごうとしてたのだが、
「あ、俺が脱がせてあげようか?」
お?それなに?そんなエロゲあったっけ?…そういうルールって思ってるのかな?まぁいいか、人に服脱がせてもらうのもいいかも知れないし。
「う、うん」
俺は片山の前に立って呼吸を整える。片山の手が俺の腰のベルトに当たって、それからベルトが固いのか少し力を込めて外していく。そしてジーパンに手を掛けて、前のフックを外す。手を掛けてゆっくりとジーパンを下ろす。まるで子供が親に着替えを手伝って貰ってるみたいだ。見れば片山パパのチンコは既にテントを張っている。苦しそうなので開放してあげねば。
というわけで俺は片山のジーパンに手を掛けて同じようにそれを脱がしてあげる。狭い空間から開放されたチンコが上向きにぴょんと伸びて俺の顔の前にそそり立つ。俺ってこんなにチンコデカかったっけ?それから片山のトランクスをチンコの先っちょに当たらないように脱がせて、そして今度は俺の番。
片山は俺のパンツを脱がせて、そしてキャミソールとヌーブラ(キャミソールにブラの上紐が見えないように今回はヌーブラにしてみた)も脱がせていく。さり気なくだが片山はブラを外すときに俺の乳首をツンと触る。あん…。
素っ裸になった俺は今度は片山の上の服を取り外す作業を始める。大きな片山の身体なので、肩に簡単に手が届くかといえばNoだ。少し背伸びをしなければ片山のシャツを脱がすことは出来なかった。さんざん背伸びをしてそれを行おうとしたのだが、おっぱいが片山の胸板にむにゅっと当たるだけが精一杯で結局最後は片山が自分でTシャツを脱いだ。おっぱいが気持ちよかったみたいで、苦労して脱がせようと頑張っている俺を軽く抱きしめたりして胸の感触を味わっているようだった。
それから二人は風呂の中へと。
「あら…風呂水入れてなかった…」
そういやそうだったな。
早速風呂水を俺は注ぐ。さてその間に身体を洗っておくか。
片山はまるで俺にそれを見られるのが嫌みたいな感じでそそくさとチンコ洗浄中だった。とりあえず俺はその光景をじろじろ見ないで、風呂の傍にある壁の照明スイッチをポチポチと押してみたりした。片山が洗い終わったら俺もマンコを念入りに洗っておかなければ…ティッシュとかこびりついてたら一気に興ざめしちゃうだろうし、まして臭かったら片山の一生心に残るトラウマにもなりかねない。ちなみに俺はデートに行く前は身体の隅から隅まで丁寧に洗ってきた。片山が俺と同じようにデート前に洗ってきたかは知らないが、俺がそうしたのだから片山も同じ事を考えていたはず…。
「ふぅ、洗浄終了だよ」
と片山。よし、今度は俺がマンマンを洗う番だね。
俺はシャワーノズルを手にとってマンマンを念入りに洗った。特におしっこのでる穴の近辺は念入りに…。後は、お尻の穴はいいかな…少なくとも俺はアナルを舐めたりするのは変態だと思ってるし、そりゃまぁエロゲではアナルと膣を交互にチンコ入れる描写があるがアレは絶対病気になるよ、ケツの穴は病気だらけだろjk。片山が俺をみて変な気を起こさない事を願おう。
「あたしも、大事なところは洗浄完了です」
俺はそれまで隅っこで存在感のなかったボディソープに目が行き、それを少し手にとってあわ立てた。いつかデリヘル嬢とこのホテルに来たときみたいにそれを手のひらであわ立てて片山の身体に塗ってあげる。少し塗りすぎっていうぐらいに泡立ててはノズルからボディソープを手のひらへと取って、また片山の大きな身体に塗る。最初は俺の手のひらの感触を楽しんでいたのか、目を瞑って「あ〜…気持ちいいよ」などと言っていた片山だったが、今度は片山も俺と同じようにボディソープを手にとってはあわ立てて俺の身体に塗りたくった。
片山の暖かい手のひらの感触が肩、腕、手のひら、それから腰、胸へと伝わっていく。手のひらマッサージでも触り方一つでこんなにエロくなるのだろうか。俺は片山の手のひらの感触を楽しむためにそれを取っておっぱいへとくっつける。片山の手のひらを使っておっぱいを揉む。それから手を腰に回して片山に抱きつく。背の低い俺は片山の胸板のところに顔がきて、胸はみぞおちの辺りにむにゅっとくっついた。手のひらだけじゃない。全部が暖かい。
ぬちゅぬちゅといやらしい音が響く。片山もさっきまで真面目な顔を意識していたのだが今は既にアヘ顔。念入りの俺の身体を洗うように見せかけて実はオマンコ線を触ってみたいようだ。片山の指が俺のクリトリスからお尻の穴までをなぞる。最初それをやられると指突っ込まれそうで怖かったのだが片山も俺が処女である事を意識してるらしく、優しく触られていくうちに次第に身を任せていった。もちろん、俺だって身を任せてばかりじゃない。セックスとは会話のようなものだと誰かが言っていたが、俺は受け手(マグロ)で終わらない。今度はおっぱいを使って片山の胸板部分の泡を拡大させてあげたのだ。
「はぁっ、はぁっ…なんかソープランドに来てるみたいだよ」
え?ソープランド行った事あるの?
ソープランド行った事あるの?」
「いや、映画でこんなシーンみたからさ」
おお、そういえばそんな記憶があるぞ。なんていうタイトルかは忘れたけど、型破りな刑事が殺人事件の調査の為にソープランドへ潜入調査するって話があった。子供の頃にそんな刺激的な映画を見たが、あれは中学生になってからも再度ビデオを借りてオカズにしたなぁ。
「えへっへっへ、お客さん、このお店は初めてですか?」
などと冗談を飛ばしたつもりが何を思ったか片山はこの一言でチンコがまた天を突き刺した。それに気を取られることなく更におっぱいで攻める。胸板、腕、背中、それから少し腰を落として片山の腰部分などを念入りにおっぱいでマッサージ。そして、最後に片山のチンコにリベンジをするのだ。前回、フェラを試みてシオシオになってしまった片山のチンコ。今回はまるで天を貫くかのようにピーンと立ってるのだが、果たしてこれを咥えてすぐにイカせてしまうのだろうか?
俺は腰を屈めて片山の前にしゃがむと、片山のチンコを手で持って自分が男だった時にオナニーをしていたような感じ…と言っても方向が逆なので少し違和感を感じるが、上下運動が得意な右手でチンコを掴んで手こきをやってみた。皮オナニーは皮と亀頭部分の摩擦で気持ちよくなるもの。だが今回は石鹸でヌルヌルしてて普通に動かすとやはり手が滑って直接亀頭を触ってしまう。それが気持ち良いなら別に問題ないのだが、高校生の俺は亀頭はまだ敏感だと思う。よって俺はさっそく前回のリベンジの体勢へと移ったのだった。片山のチンコを口にふくむ。
「あっぐ…」
片山が小さなあえぎを漏らす。俺はかまわず頭ごと上下にと動く…。ま、まさか。
…またチンコがシナシナになりつつある。これは…!?どういう事?
「んん…」
俺は片山のチンコを咥えたまま、片山のほうを見上げる。あぁ、なんか申し訳なさそうな顔してる片山…。フェラが苦手なのか、それとも俺のフェラが下手なのか…。
「ごめん、やっぱ俺、フェラが苦手みたい」
「あたしってフェラ下手?」
「あ、いや、そんな事ない…と思う」
「フェラした事ないから、下手なのかもしれない。ちょっと痛い?」
「ん〜…思ったよりも痛かった」
敏感なチンコなのだろうか。30歳の俺のチンコは度重なるオナニーの繰り返しで敏感では無くなっているから17歳の頃の俺の心境になって考えなければ始まらないのだ。
「もしかして、歯とか当たってる?」
「言われてみると確かに、歯の感触がしてる…」
歯かぁ!よし、歯を当てないようにフェラしてみよう。
俺はジャストフィットで咥えていた口を更に開いて、上の歯が当たらないように気をつけてチンコを咥えた。それから舌で包み込むようにして下の歯が当たらないように咥える。
「あ…あぁ…いいかも」
いいか、えぇんか、ここがえぇんかww
その歯の当たらない包み込み風フェラで片山のチンコを摩擦してあげる。どんどんチンコが大きく復活する!口の中で巨大になるチンコがまるで頭ごと上へと押し上げるようになる。
「あ、やばい、イキそう…」
それはヤバイ。最初の一発は膣内で出したいだろうに。というわけで、フェラはイキそうな手前で中断させて片山の残念そうな顔を見ながら、今度は俺のマンコを弄って欲しいとねだった。
「えと、じゃあシックスナイン?って奴やってみようよ」
と、片山が提案したのはお互いの気持ちいい所を舐めあう体位シックスナインであった。片山が上になると俺が押しつぶされると思うので、身体の大きい男は下へ。俺は処女膜を片山の顔に押し付ける行為に少し緊張を覚えながらも、石鹸で泡だらけな腰を片山の顔の上に落とした。
まひる…もう濡れてるね」
片山の下が俺のあそこのクリと膣穴の間を舐める。直接舌で触れるのは初めてじゃないかな?片山はどこを舐めていいか判らずに、舌先が膣穴でもなくクリちゃんでもなく、その中間部分…おしっこの出る穴のあたりを舐めてる気がする。
「あっ…あっくん、そこじゃないよ、もっと下か、それか上か…ひゃっ!」
俺の指摘を受けて、片山の下が突然膣穴に動いたのでびっくりしてしまった。気持ちいいようななんだか痛いような、怖いような何ともいえない気分になった。
「どんな味?」
俺は愛液の味がどんなものか聞いてみた。
「無臭、無味…」
「あらら、そうなんだ」
シックスナインをすると言っておきながらも俺は片山の舌の感触を楽しむために、顔の上に腰を落として自ら腰を振るという行為を続けていた。舌先をチンコに見立てて膣穴に挿入しようとすると、俺のアソコがキツイのかそれとも片山の舌先にそれほど耐久性がないのか、グニュと片山の舌が曲がる。今度は腰を後ろへとズラして舌先をクリに持っていく。片山の舌はクリトリスの下の辺りを舐めてる…そっちじゃない。
「あっくん、クリトリスのほうを舐めて」
「もうちょっと上?」
「うん、ちょっと出っ張ってるところ」
片山の舌がクリちゃんをペロペロと舐めている感触がある。舌先ってザラザラしてるものだと思ってたけど案外、感触はツルツルしてるんだな。暖かくて柔らかくて気持ちいい。まるでバター犬みたいにペロペロとアソコを舐められて顔がどんどん赤くなってきてるのが自分でも解る。
その一方でふと片山のチンコを見てみると、シナシナに…ww俺のアソコは他の人のに比べたら毛も生えてないしビラビラがオープンになってるわけじゃないんだけど、やっぱりマンコを舐める事に集中してるとチンコは元気が無くなってくるものなんだ。まぁ男って生き物は感触よりも見た目で性欲が上昇するからなぁ。と、シナシナになった片山のチンコを手で掴んで皮オナニーのような事をしてあげる。
さて、十分片山の舌の感触を堪能したからそろそろお風呂に入るとしますか。
「そろそろお風呂入る?」
「ん、うん。あ、その前に」
「?」
「俺の上に乗っかってきて」
「ん?」
片山が俺のほうに頭を持ってくるから、多分シックスナインではなくて普通にソープみたいな感じ?で俺のおっぱいを堪能したいみたいだ。それを悟った俺は片山の胸板におっぱいを乗っけるみたいにした後に、それをむにゅむにゅと摩擦させてソープランドのプレイを続行させた。
これをやってると俺と片山が出会って間もない頃に文化祭実行委員で倉庫に行った時の事を思い出すなぁ。体位はあの時と同じ、服があるか無いかの違いだった。俺は小さな身体を片山の上で上下に動かして、それで再び片山のチンコがコツコツとマンコの入り口に当たる感触を楽しむ。待ってろよチンコ君、今から包み込んであげるからね。
俺はさっきから顔が赤くなっていたんだと思う。お風呂の壁には窓が設置してあって(もちろん外からは見えない曇りガラスだけど)太陽の光が風呂場を照らして、その顔が見えたのだろう。片山は両手で俺のほっぺたを包むと
「かわいいよ、まひる
と微笑み混じりの顔で言った。
「ありがとう」
嬉しいのだがさっきから身体を上下に動かす運動でスタミナが一時的にゼロに近づいてくる。いったん休憩。片山の上で力を抜いてグデっと身体を伸ばす。はぁはぁと呼吸を整えて休憩していると、片山が俺の背中に手を回してマッサージやら頭を撫でたりしてくれる。俺は前から自分の事した考えないようなクールを絵に描いたような人間だから、片山こと17歳の俺がそんなサービスをしてくれるなんて意外だった。
「マジで暖かくて気持ちよくて、暴発寸前」
「ん…ここでする?」
「いいの?アソコとかよく濡れてる?痛くない?」
「わかんない。じゃあとりあえずお風呂入ってからにする?」
「よし、入ろっか」
二人は泡まみれになっている身体をお互いにシャワーで落としあって、それから既に十分に溜まってるお風呂に身体を疲らせた。こういう時はやっぱり、片山という名前の椅子に座るように身体を寄せるのがベストだろう。エロゲの風呂シーンでは向かい合いの体位?でチンコがマンコに挿入されているか、男の胸板のほうにぺったりと背中をくっつけるかのどっちかである。
そして俺がそうすると真っ先に片山の手のひらが俺のおっぱいを包んでくる。揉んだり乳首のあたりをツンツンしたり、それからコリコリさせたり…うまくなってるじゃねーか片山!すっごく気持ちいいよ。
「ん…気持ちいいよ」
すべてを任せて片山の肩の辺りに頭をごろんと乗っけてみる。それをキスの合図だと思ったのか、片山の唇が俺の唇に重なってくるのだ。その間にも片山の手のひらは俺のおっぱいを寄せて谷間を作ったり揉んだりを繰り返す。キスで唇からの感触が脳へと流れると同時に、胸と乳首からの感触も脳へと流れる。ただでさえ男の時よりも色々気持ちいいのだ。それらが同時に襲ってくると思わず身体をよじらせてしまうほどに気持ちいい。
まひる…濡れてきた?」
「はぁ、ん…わかんない」
俺はそれを確認するためにマンコに手を伸ばす…と、既にそこまで手を伸ばしていた片山の手とぶつかった。片山の手が俺のアソコをなぞる、俺も同じように自分のアソコをなぞる。二つの指の感触がまた更に気持ちよさをあげていく。
「ヌルヌルしてる」
「じゃ、じゃあ…そろそろお風呂から上がって本番…しよっか」
少し緊張した声で片山がそう言った。
いよいよ17歳の俺の童貞卒業と、30歳の俺…じゃない、女子高生の俺の処女損失が始まるのか。