8 初エッチ 1

お風呂のお湯はそろそろいっぱいになりつつあった。
どうやら美東が俺が来る前にお湯を溜めていたみたいだ。
「えと、それじゃ、どうするのかな」
美東が緊張した声で言う。
「洗うから」
俺はそう言って、側にあったボディシャンプーを手に垂らすと、それを美東の身体、肩から胸、お腹に渡って塗りたくった。気持ちよさそうに目を閉じてる美東。
「すごく…掌気持ちいい。暖かいよ」
「そう」
今度は美東の下半身に手が行く。ゆっくりとアソコの周辺にボディシャンプーを塗りたくると、それをあわ立たせるためにゴシゴシする。泡が立ったけど、美東のアソコもまた立った。まだ皮が完全に向けてないので俺が手で皮を向いて全開にさせると、またボディシャンプーをアソコに塗りたくって手でゴシゴシする。俺は男の時にオナニーしてるから手加減はある程度は解るのだ。強すぎず優しすぎず。
「はぁはぁはぁッ…やばい、気持ちいいです」
「そ、そう?」
これでイカせてしまうのも可哀想なので、そこで中断した。あとはシャワーで身体を洗い流す。それから、家で身体を洗ってはきたけども、ここで再度俺の下半身のほうをシャワーで洗い落としておく。
「お風呂入るね」
美東がお風呂に入ったのを確認してから、俺は美東の前の部分に腰を落とした。危うくそのままアソコが俺の恥部に入るところだった。
お尻に美東のアソコを押し付けながら、体重を任せる。そのまま美東の大きな胸板に背中をあわせる。いつのまにか、美東の手が俺の胸を恐る恐る触ってきたのだ。凄くくすぐったい。もうちょっと手でぐわっとおっぱいを揉んで貰いたいという衝動に駆られる。
「もうちょっと、つよく…」
「つよく?こう?」
美東の手のひらが、さっきよりも強くおっぱいを揉んでいる。すごく気持ちいい。
「あっ…ん。あはぁ…」
自分でも想像していなかったあえぎ声が勝手に口から出ている。
背もたれつきの椅子みたいに扱うのは失礼とは思いながらも俺は美東の暖かい胸板に背中をまかせて寝そべった。それがちょうど美東が俺の首筋やら耳元やらを愛撫しやすい体制だったみたいだ。俺は美東の気持ちいい攻撃に身体を任せていた。
しかしその途中で、このまま延々と愛撫させるのが気持ちいいのだが、それではお金を払ってまで来てる美東に失礼だと思って中断したのだった。